初めて、「みみの日 記念大会」なるものに参加してきました。
第44回という歴史のあるものですが、わたしが本格的に手話の勉強を始めたのがコロナ禍の最中からなので、ほとんどの集会やイベントが中止となっていたんですよね。
オンラインでの開催もあったそうですが、この大会の対面での開催は3年ぶりとのこと。
2022年3月6日(日)13:00~16:00(12:30受付開始)
大阪市立住吉区民センター 大ホール
第44回 みみの日 記念大会
~プログラム~
13:00~式典
13:40~記念ビッグトークショー
「ろう家族あるある!!」
講師:那須英彰さん/那須元紀さん
15:15~アトラクション
「双人変面」参上
竹本有吾さん/竹本圭吾さん
15:30~大福引き
いやー、楽しかったー!!!
そして、勉強になりました!!!
まず、こんなにもたくさんのろう者のみなさんが集まっているのを見るのも初めて、あちこちで手がひらひら、おしゃべりの花が咲いています。
会場には、音声通訳もあり、またパソコンによる要約筆記の字幕も映し出されているので、ほぼリアルタイムでの情報保障はされています。
情報保障。
そう、この場では、聴者のための情報保障です。
ふだんの生活とは逆の世界。
受付などで聴者があたふた戸惑っていると、
(ほら、これはこうやんかー。え?あんた手話わからんの?ほな、しゃーないな、筆談したるわ。かまへん、かまへん。気ぃ使わんでー♪)
といった感じで、とてもフレンドリー。
(※手話で語りかけられているのですが、リズムというか間(ま)というか、表情というか、、、。大阪のひとの手話は、“大阪弁”に感じられます。)
また、久しぶりのひとにもお会いできました。
似ているひとがいるなー。と思っていたのですが、会場内はちょっと薄暗いし、久しぶりだし、お互いマスクもしているし、、、。
確信が持てず、離れたところから見ていたのですが、そのかたが話されている様子(手話)で、やっぱり○○さんだ!とわかったんです。
で、再会を喜び、いろいろおしゃべりできて嬉しかったです。
音声言語の場合、顔がはっきりわからなくても、「声でわかる」とか「話しかたでわかる」というのがありますが、視覚言語では「手話の表出の仕方」や「身振り・動作」にその人らしさが出るんですねー。
ちなみにそのひとの手話からは、あまり“大阪弁”を感じないんです。
訊くと、出身は富山県とのこと。
なるほどー♪
那須英彰さんと那須元紀さん、父&息子によるトークショーも楽しくて、たくさん笑って、元気アップ!
テレビの手話ニュースなどで拝見している那須英彰さんをナマで観れて、とってもワクワクしました!
デフファミリーである那須ファミリー、ホント凄いです。
竹本兄弟(双子さんです)の「双人変面」、うわさには聞いていたのですが、見事でしたー!
カラクリがわかるようで、わからない
そうそう、行きの電車では、同じ車両に乗り合わせたろうのおばさまたちのグループに思い切って話しかけてみました。
わたしが急に声をかけたものだから(いや、声ではなく、手話で呼びかけたのですが)、みなさん、びっくりされてました。
驚かせてごめんなさい。
それでも、目的の駅に到着するまでおしゃべりの仲間に入れてくださって、嬉しかったです。
ありがとうございました!