今年も聴くことができましたー♪
大阪音楽大学の金管専攻と打楽器専攻の学生さんたち有志メンバーと伊勢敏之先生による「Brass Band Project」!
今年で14回目ー!
2022年3月11日(金)18:00開演(17:00開場)
豊中市立ローズ文化ホール
Brass Band Project Vol.14
毎年、楽しみにしております
さて、今回のプログラムは、、、
《1部》
♪サモン・ザ・ヒーロー/ジョン・ウィリアムズ
♪ナイルの守り/ケネス・アルフォード
♪カンタベリー・コラール/ヤン・ヴァン=デル・ロースト
♪序曲1812年/ピョートル・チャイコフスキー
《2部》
♪ファイア・イン・ザ・ブラッド/ポール・ロバート=クーパー
♪ユーフォニズム/フィリップ・スパーク
♪地底旅行/ピーター・グレイアム
アンコール
♪カンティレーナ/フィリップ・スパーク
♪アルセナール/ヤン・ヴァン=デル・ロースト
卒業や新加入などで毎年メンバーが変わり、毎回ニュアンスの違うサウンドを聴かせてくれるブラスバンドプロジェクト。
年ごとのサウンドの違いを味わうのも楽しみのひとつ。
さて、今年はどんな感じかしら。
おおーっ!
1曲目の出だしから、腰の入ったいい響き!
1部で披露された4曲は、どれも馴染みのある曲で、とても気持ちよく聴かせていただきました!
2部では、ブラスバンドならではの華やかな曲、またユーフォニアム2本をフューチャーした温かみのある曲。
そして、メインの「地底旅行」は、フランスの作家ジュール・ヴェルヌが書いた『地底旅行』をもとに作曲されたもの。
物語に出てくるいろんな場面が、音楽によって表現されています。
とってもワクワクする素敵な演奏でした。
今日3月11日は、あの東日本大震災が起こった日。
--東日本大震災の大きな被害を知ったスパークは、復興支援のために世界中の吹奏楽の作曲家に作曲を呼びかけた西田裕の求めに応えて、ノルウェーのグレンラン国際ブラス・フェスティヴァル(Grenland International Brass Festival)の委嘱で教会演奏の課題曲として作曲していたブラスバンド曲「カンティレーナ」(Cantilena)を吹奏楽用に改編し、新しいタイトルを付けて発表した。--
この「陽はまた昇る」の原曲であるブラスバンド曲「カンティレーナ」を、心を込めて演奏してくださいました。
いまからちょうど11年前。
演奏されている学生さんたちは、小学生だったかな。
伊勢先生は、このブラスバンドプロジェクトの演奏会、Vol.3のリハーサル中だったそうです。
平和だからこそ、音楽ができる。
まだまだ続くコロナ禍に加え、社会情勢もややこしいことになっていますが、やっぱり平和が何よりですよね。
平和な日々のなか、音楽やいろんな芸術で感動し、気の合う仲間とおしゃべりし、自分にできること・やれることを心込めて行う。
そういうのがいいなあ。
と、しんみりムードになりました。
そして、せっかく来てくださったみなさまが明るい気持ちになれるようにと、演奏会の締めは「アルセナール」!
大好きなアルセナールをブラスバンドで聴けて、すっごくすっごく嬉しかったです!
心を打たれました。
今回のブラスバンドプロジェクト、全体的にとてもいい演奏会でした!
ありがとうございました!