(つづき)
★この記事のつづき![]()
S氏には、以前、ゲシュタルト療法の「エンプティ・チェア」をご説明したことがあります。
本来は、空の椅子を一脚用意して、自分の向かいに置き、そこに相手や自分の一部を「座らせて」対話を行うワークです。
ところが、そのときSさんは、机一つを置けるぐらいのレンタルオフィスからZOOMで受講なさっていました。
S氏:ちょっと部屋が狭くて。ある程度スペースがないとダメですよね?
私:そんなことないと思います。椅子を使わず、左右の壁に交互に立ってやってみたらどうですか?
で、試してみたら、ちゃんとできました。
私のやり方は「エンプティ・チェア」を少しアレンジしています。
私:コツは「そこに対話したい相手がいる」としっかりイメージすることです。
私:イメージしている領域って、「潜在意識=5次元」なんです。だから、しっかりイメージすると、3次元ではもちろん見えませんが、5次元レベルではそこに相手のエネルギーを呼んできているんですよ。
そして、席を移動して相手側に座った瞬間、自分自身が「5次元のエネルギーゾーン」に入るので、相手の意識や気持ちがわかるんです。
私:だから、しっかりイメージすることと、実際に場所を移動することさえ行えば、椅子を置くかどうかとか、距離をどれくらい取るかは、あまり気にしなくていいと思います。
S氏:ああ、そうか。「左右」じゃダメなんですよね?
私:左右でもいいんじゃないですか?
要は自分が「それでもできる!」と思えばできちゃいます。
「これでうまくいくのかなあ」と疑問に思うと、うまくいかないかもしれません。笑
S氏:そうですね。
私:試してみましょう! ちょっと立っていただいて。
隣にガイドさんがいるとイメージして、そっち向いて「ちょっと聞きたいんだけど、さっきの時計の過去世の書き換え、あれで大丈夫?」って聞いてから、次にそっちに移動する。
(S氏がやってみる)
S氏:あの書き換えで大丈夫?
ガイド:不十分。
S氏:不十分だと言われちゃったけど、その理由がよくわからない。
私:じゃあ、今度は隣に「先ほどの過去世の人」をイメージしてみましょうか。
S氏:なにが不十分なの?(と隣に尋ねる)
S氏:あ、本当はその(修理した)腕時計が欲しかったんですって。 手放すのが惜しかったって。 でも、直してしまったから返さなきゃいけなかった。
S氏:「こんな面白いメカニズムはない」って。ずっと修理しているうちに愛着が湧いたみたいです。もっといじっていたかったって。
私:その気持ちが残ったままなんですね。じゃあ、その思いを解放(書き換え)しなくちゃですね。
(S氏が書き換える)
S氏:時計を直してお客さんに渡したら、持ち主はもう直らないと思っていたみたいで。それなのに日付表示もきっちり直ってたから、「 ここまでやってくれたんだ」って感動してくれて。
S氏:お客さんが「実はこの時計、しょっちゅう壊れて修理に出している。もうわしの手には負えんと諦めていたけど、君がここまで直せる腕を持っているんだったら、君が使ってくれないか」って譲ってくれたんですよ。
S氏:本人はもっといろいろいじってみたかったから大喜びです。
この書き換えで過去世の人は満足しました。
私:うわー、すごい。
S氏:やってみるもんですね。
過去世の人を呼んだらパッと出てきましたね。
私:彼自身が「本当はあの時計が欲しかったんだ」って言いたかったんでしょうね。
最初はガイドでしたけど、うまく答えが得られなければ、今みたいに相手を変えるのもひとつの手ですよね。
私:「答えられる人、誰か出てきて」とか「誰かわかる人、いる~?」と問いかける形でもいいですよ。
「潜在意識に繋がって自問自答」するためのツールとして、「エンプティ・チェア」は本当にお勧めです。
単にイメージするだけでなく、「目の前に相手がいる」と半可視化状態にすることでやりやすくなります。
可視化という点では、パペット(人形)を使うのもとても効果的です。
人によってイメージしやすい形はそれぞれ違いますので、自分が一番やりやすい方法を試してみてくださいね。
私:もうひとつ。潜在意識に繋がりにくときは、レイキの「4、3、2、1」を頭から被るといいです。被った瞬間、5次元に飛べます。
ぜひ、試してみて下さい。






