(つづき)
私:こうして屋根裏部屋にこっそり間借りしてむらちゃんの世界を侵食しているの。むらちゃんの留守中にシャワーを浴びたり、冷蔵庫を漁ったり、居座り続けているようなもの。
私:彼女の潜在意識を勝手に操って、自分が国王に取り立てられるようにしたり、自分のやっている商売にお客がたくさんつくようにしたりしている。
そう。
そうやって自分に都合のよい「現実を創っている」
私:むらちゃんが講座に来るようになって、「自分」の軸ができ始めたから、オーナーの居場所がだんだん狭くなってきて、それを食い止めるために「石」を監視役として持たせたのかな?
メグミさんは13日から神社仏閣を回り始めましたが、実はむらちゃんも13日にいらっしゃって、その際、「石」をお持ちになったので、しっかり浄化し、オーナーの波動を抜き、リセットしたのです。
私:だから、「石」はもう何の役にも立たなくなった。笑
あとは「解放」だけですね。
ここで疑問が湧いてきました。
私:オーナーは彼女の潜在意識の中で勝手なことやってるけど、私たちがやっている「過去世の書き換え」も、本人のいないところでやるときもあるでしょう?
私: 例えばメグミさんの息子さんが「高いところはこわい」って言ったとき、彼が小学校に行っている間に私とメグミさんで書き換えた。
解放したことで、高い所が平気になったでしょ?
そうやって「現実」を変えてる。
それって、石屋のオーナーがやってることと、どう違うのかな?
メグミ:筋肉反射では、オーナーのやってることと、「過去世を書き換える仕組み」は違うってなりますね。
メグミ:私たちがやっている書き換えって、「感情」しか書き換えてないですよね。
その人の持っている「負の感情」を見つけて、そこを書き換えてるだけ。
メグミ:でも、彼のやってることは、自分の人生そのものを都合のいいように作っていってる。
だから、やってることがそもそも違う、って。
私: なるほど。
じゃあさっきの続き。
オーナーをむらちゃんの潜在意識から追い出せばいいのね?
再び、メグミさんに「場」を作ってもらいます。
私:わ、面白い!
オーナーが、ロシア帽(ウシャンカ)を被ってる! 濃い紫色の。
(つづく)