さて、先日「レイキ実践講座」にいらっしゃったSさんの話。
4年前に伝授を受けた後、あまりレイキを使っていなかったそうです。
最近になってもっと使えるようになりたいと思い、私のレイキ関係の電子書籍を読んでご連絡をくださいました。
レイキの光が通っているかを確認するため、頭頂に手を当てると、あら!
……通っているも何も、もう体全体が「発光体」です。
宇宙そのもの!
Sさんは「人が苦手」「コミュニケーションがうまくできない」という悩みを抱えていました。
だいたいこういう方って、宇宙人さん!
「今、解放すべき過去世」を見てみると…。
浮かんできたのは、深い森の中、静かな湖のほとりです。
一人の女性(=Sさん)が目を覚まし、周りを見回して、
「ここは…どこ?」
「どうして、私はここにいるの?」
湖には月が映り、風に揺れてゆらゆらと波立っています。
その月を見ながら、胸の奥からこみあげてくるのは母星への想い。
「帰りたい…帰りたい…ここは私のいる場所じゃない」
そう思った瞬間、彼女の心が閉じてしまいました。
(Sさんはご自分では気づいていないようですが、念の強い方です)
彼女には、水の中を泳ぐ魚たち、木々や葉、雲…あらゆる存在と心を通わせる力が備わっていました。
けれども、心を閉ざしてしまったことで、その繋がりはぷつりと途切れてしまったのです。
それが彼女をさらなる孤独へと追い込んでいきます。
Sさんは何度転生しても、同じ思いを抱えて生きているようでした。
「これを繋がったままにすればいいんだわ」と思った時に感じたことは…。
本来、宇宙人は地球に降り立った時、自分が何者なのかを80%忘れています。なんとなく覚えている部分が20%です。
100%忘れていれば、完全に人間化するので苦しむことはないのですが、それだと自分の使命を思い出すこともできなくなってしまうため、少しだけは覚えている必要があるのです。
この少しの記憶があるために、周りの人間と同じ姿で、皆と同じように「生活」を営んでいても、なんとなくみんなとは違う気がするという感覚を抱えることになります。
しかし、Sさんの場合は記憶の比率が逆で、覚えているのが80%、忘れているのが20%です。母星の記憶が多く残っているので、望郷の思いが止まらず、苦しいのです。
なぜそんなことになったのかしら?
次の場面では思わず笑ってしまう光景が…。
(つづく)