(つづき)
ランチの後はカフェへ。
私が「恐怖症の克服」には「書き換え」が有効だと思う。それをやりたいと話したところ…
ミク:リコさんの娘さんに、モニターになってもらうとか?
すると、間髪入れずに「5次元マサコ」が、
私:娘さんの場合は、原因がリコさんだから。
リコさんの娘さんは「神経性強迫症」です。
リコさんはいつもそのことを心配していて、なんとか治してあげたいと言っています。
2か月以上前の講座のとき、ナミさんがパペットを使って娘さんの気持ちをリーディングしてくれたことがあります。
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そのとき、娘さんは、「ママのことを先にやって。私はいいから。ママが楽しく生きて。ママが変わるのを実感できたら、私も変われる」と言ったのです。
「ママはお父さんのこと、我慢してるでしょう? お父さんの手前、私をかばうことで、私にも我慢してる。ママはお父さんのことを解放して、心を自由にしてね」って。
つい最近になって、リコさんの口から、「(ご主人のことについて)私が気にしなければいいんですよね」という言葉が出たのです。
(なぜそう思えたの?って聞いたら、少しずつ変化してきたそうです)
そうしたら、いきなりタロットの力がバーン!と開いたのでした。
心がモヤモヤしているときは、霧の中で彷徨っている。霧が晴れると、そこに「行くべき道」が見える…そんなイメージがきます。
5次元マサコが「原因がリコさん」と言ったとき、私の頭には5年前の生徒Aさんのことが浮かんでいました。
Aさんの娘さんは、中学にあがってすぐに不登校になりました。
どうしてよいかわからず悩むAさんに追い打ちをかけたのは、すぐ近所に住む姑の存在です。
毎日のようにやってきたり、長文のメールや電話で「なぜ学校へ行かないのか」と責め立てられる日々。相手の気持ちもお構いなしに言いたい放題、罵詈雑言を放つ姑に、精神的に参ってしまったAさんは、それがきっかけで講座に入られたのです。
解放を進めるうちに状況は好転していき、ある日突然、Aさんの「自動書記」の能力が開いたのです。
そんなある日、「なぜAさんと娘さんが今世、親子でやってきたのか」をリーディングしてみたら…
Aさんのガイドがこう教えてくれたのです。
→Aさんは「過去で為し得なかった使命」を今生で遂行するというシナリオを持って来ている。
その使命とは、姑の大きな解放をやってあげること。
おそらく、姑はこれまでにも家族や周囲の人に対して感情のままに言葉をぶつけ、支配的に振る舞ってきたのでしょう。
そして人生の終わりには、いつも「深い後悔や失望」に苛まれる……
そういう人生を何度も繰り返してきているのだと感じられます。
自分の力だけではもう変えられず、「光」を持つ人の手助けを必要としている…
(後日分かったことは、今世で解放ができなければ、姑の魂はもう消滅することになっていたそうです)
ガイドいわく「Aさんと娘さんは、姑に大きな気付きを与える為に降りて来た」そうです。
「人は無償の愛を与え、受け取り成長していきます。無条件での愛こそ尊く、それが姑には必要だったのです」
これを聞いたときは驚きました。
Aさんがあんなに嫌っていた姑を助けるために降りてきていたなんて。
Aさんがその使命を思い出すためのシナリオは、こうです。
→娘さんが不登校になる
→姑が怒り、騒ぎ立て、ご主人にも責められる
→Aさんがたまりかねてスピの勉強を始める
→クリアリングが進み、シナリオにも気づき、状況が変化し始める
→突然、能力開花する
つまり、娘さんの「不登校」がなければ、シナリオは遂行できなかったわけです。
これを踏まえて、リコさんの娘さんが神経性強迫症になったのも、実は「リコさんのため」なのかなって。
私:だってもし娘さんが神経性強迫症にならなかったら、こういう勉強をしていないでしょう? そうして、自分を解き放ったりすることも、自分の能力に気づくこともなかったでしょう?
リコ:はい、そうだと思います。娘をなんとか治したいと思って病院へ行ったり、いろいろと調べた結果、最後に「過去世が原因じゃないか」と行きついて。そこからヒプノも習ったりして、この講座にもきたので。
そして、解放が進んだ時点で「タロット」を習い、「スラスラできるし、楽しい!」とご自分の能力を思い出す……というシナリオですね!
リコさんは、いつも「我慢する人生」を繰り返してきていたのかもしれません。
娘さんも役割が終われば、ここから変化が見られるのではないでしょうか。