(つづき)
ナミさんがリコさんへのメッセージを観てくれました。
わ~! 素敵なカードが出ました!
2日前、カードを引いたときに、「今は一人暮らしの娘さんといずれ一緒に住む」と出たのですが、それを具体的に表したかのような「家」のカード。
もう1枚は「シャンバラ」です。
人(=リコさん)が船に乗っています。
「ついに船に乗り込んだね! これからあの理想郷、光の世界へ行くんだよ!」という感じでしょうか。
ワクワクします。
リコさんがサンプルで選んだカードは、昔ながらの「マルセイユ版タロット」。
これが一番リーディングしやすいそうです。(実は、私も!)
私:リコさん、過去世で占い師だったときに、これ、使ってたんだろうね。笑
せっかくなので、リコさんにじゃんじゃんリーディングしてもらいます。
ナミ:〇〇の資格を取った方がいいですか?
リコ:(カードを引いて)今は悩んでるけど、受けた方がいい。
私:それって、カードの絵柄から読み取ってるの?
リコ:いえ、カードからなんとなく感じるんです。
私たちは、この後、どこかでランチにする予定でした。
私とミクさんとでお店をふたつピックアップしておいたのですが…
私:リコさん、Aのお店とBのお店と、どっちが良さそうですか?
リコ:(カードを引いて)どちらでもいいけど、Aの方が強く来ます。
じゃあ、Aにしましょう!
ここから30秒ほどで行けるお蕎麦屋さんです。
(結果的に大当たりでした!)
さて、そんなふうにして時間はあっという間に過ぎていき、気づけば終了5分前。
そのとき、突然「5次元マサコ」が、ナミさんに告げたことにびっくり!
それは……
ナミさんがカードを見ながら、一生懸命リーディングしようとしていたとき。
私:ナミさん、ハンカチ、持ってる?
「持ってます」とナミさんがバッグから取り出すと。
私:片手をギュッと拳にして、その上にハンカチをふわっとかぶせてみて?
即席のパペットを作ります。
私:このパペットで、カードをリーディングしてみて?
すると…!
直接カードを読み取るときには苦戦していたナミさんが、いとも簡単にスラスラとリーディングするではありませんか!
私:ナミさん、そっちの方が楽じゃない?
ナミ:楽です。
私:でしょう? ナミさんにはタロットカードは必要ないと思います。
ナミ:ええっ? 私、かわいいカードを見つけたので、買おうと思ってるんですけど。
私:コレクションにするのは別に構わないんですよ。笑
潜在意識につながるツールとしての「タロット」は必要ないんじゃないかな、って。
パペットの方が合っている。
そうそう、ナミさん、講座でインナーチャイルドを教えた際も、パペットを使ってスラスラとリーディングして、すごかったんですから!
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こういうことです。
ナミさんはすでに「上」としっかり繋がっている。
つまり、バイリンガルのように「上」と直接対話できる能力を持っている。
でも本人は、それに気づかず「翻訳機」を使っている。
いつまでも翻訳機をに頼っていると、せっかくのバイリンガルの能力が伸びないのでもったいない。
今日、ここへ来たのは、ナミさんにこのことを伝えるためだったような気がしました。
こうして、美術館は終了。
外に出たところで、見知らぬ女性から話しかけられました。
「みなさん、すごく楽しそうにしていたので。タロットのサークルとかですか?」って。
少し会話をしてから、お蕎麦屋さんへ向かいます。
ミクさんがその女性のことをしきりに気にしています。
「昨日、急にこの美術館のことが気になって、予約して来たそうなんです。何かあるのかな?」
私:ミクさんに会いにきたんじゃないですか?
ミク:え~っ、私に?
私:はい、あの方、ミクさんと過去世で知り合いですよ。すごく能力の高いカです。
ミク:魔女の仲間とか?
私:姉妹だったと思います。ミクさんのお姉さん。
(つづく)