(つづき)
メグミ:え? そうですか?(と筋肉反射をとる)
ほんとだ、誰か入ってる!
なんとメグミさんのご実家の四代前のおばあちゃんだとわかりました。
メグミ:なんでその人が急に出てきたの?
私:それを聞くのよ、本人に。笑
「何か伝えたいことがあるんですか?」とか。
メグミ:いいえ。
私:私に伝えたいことがある?
メグミ:いいえ。
私:メグミさんに伝えたいことがある?
メグミ:はい
私:ね? 質問の仕方って面白いんだけど、さっき「何か伝えたいことがあるんですか?」って尋ねたときは、「いいえ」だったでしょ?
でも、「メグミさんに伝えたいことがある?」では、「はい」になった。
なぜそうなったのかという話ですが。
私:私が最初に「何か伝えたいことがあるんですか?」と尋ねたときは、相手は「私たちふたりに対して」とか「みんなに」と捉えたのかもしれない。
自分としては伝えたい相手、つまり、「対象者」はメグミさんだけだから、「いいえ」と答えた。
私:人間界と同じで双方の捉え方の相違でこういうことが起こる。
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私:「何か伝えたいことがあるんですか?」
おばあちゃん:あななたたちに? いえ、「あなたたち」に伝えたいことはないわ。→「いいえ」
私:私に何か伝えたいの?
おばあちゃん:あなたには、ない。→「いいえ」
私:メグミさんに何か伝えたいの?
おばあちゃん:そう。メグミに伝えておきたいことがあるの。→「はい」
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こんな感じでしょうか。笑
メグミ: ああ、そういうことですね。ちょっとしたニュアンスの違いっていうことですね。
私:そうなんです。だから、質問は手を変え、品を変え、さまざまな角度から詰めていく必要があります。
私:筋肉反射を使うときもそうなんですよ。
私:たとえば、私は店のお惣菜コーナーで筋肉反射をよく使うんですけど、「何を買おうかな」と迷ったときに、「このコロッケを買った方がいいですか?」と聞くと、「はい」と出て、「このメンチカツを買った方がいいですか?」で、また「はい」と出る。
私:「一体、どっちを買えばいいの?」と思いつつ、「どちらでもいいんですか?」と聞くと「はい」って。笑
メグミ: ああ、そっか。それもありってことですね。
結局、おばあちゃんの伝えたかったことは、メグミさんが近いうちにまた観音様に会いに行く必要があること、ただし、行く前に「解放」をしなければならないことがある、というものでした。
何を解放するのかとあれこれ尋ねてもわからず、こういうときは、「今はそれだけ知っておけばいい。詳細はまた後日」という場合もあります。
おばあちゃんの答えはまさにそれで、「はい」でした。
行く前には「解放」をすることになるからね、忘れないでね、それはマサコと一緒にやることになるよ、と。
かくしてこの日、3時間にわたる紐解きは無事終了。
メグミさんは「すっごく面白かった、こんなこともできるんですね!」って。
私は普段「上」に繋がることを教えている立場なので、逆に次元を今の三次元に落とすなんていう話は初めてで、とても驚きました! 笑
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