(つづき)
★この記事の続き
ちーさん:何か話しかけてもさりげなく無視される、みたいな感じなんです。
私:(ナミさんのパペットに)単に思春期とか、そういうこと?
あるいは、同性の場合、思春期になると、母親を“親”というより“ライバル”のような目で見ることもあると聞くので、まぁ単にそういう時期なのかなと?
ところが…
パペット:話しかけて欲しくないときに話しかけてくるんだもん!
ちーさん:そうかも! 笑
私:じゃあどうすればいいの? 「今、話してもいい?」とか、「今、時間ある?」とか、そういうふうに聞けばいいの?
パペット:私が話しかけて欲しいかどうか、見てればわかるでしょう?
ちーさん:確かに! 笑
この後、ちょっと深い話になりました。
パペット:ママに何か話すと、それを大ごとにされちゃうんだもん!
たとえば、「今日、友だちとこういうことがあったよ」と、ただ出来事を話しているだけなのに、母親であるちーさんは、「大丈夫、大丈夫、そんなこと気にしないほうがいいよ」とか、「こうしてみたら?」と、つい意見やアドバイスを言ってしまう。
ところが、本人はそれを求めていないのです。
ただ出来事を話しただけなのに、それがあたかも自分にとっての「悩み」だったり、解決しなければいけない「問題」のように捉えられてしまうのが、嫌なのだそう。
小学生の頃は、きっとそれでもよかったのでしょう。
でも、中学生になり、大人に近づいていく今の彼女にとっては、もう自分で処理できることもあるし、ただ「感じたこと」や「起こったこと」を話しているだけ、という時もある。
毎回、アドバイスや意見を求めているわけではなさそうです。
ちーさんは、愛するわが子を全身全霊で守り、いつも真っすぐに向き合っている素晴らしいお母さんです。
当の娘さんのほうは、そんなちーさんの思いを受けとめながら、親が気づかないうちに、着々とおとなへの階段を上っているということでしょう。
あと数年もすれば、やがて母と娘は「対等な関係」になっていくのかもしれません。
なるほどなあ…
まさに目からウロコでした!
私:(娘さんに)何かママに言いたいことがある?
娘:ううん。だって親子関係は、私たち良好でしょう?
なんて大人の返事!
ちーさんも理由がわかって、ほっと胸を撫で下ろしていました。
しかし、本当に「ナミさん劇場」はすごい!
みんなで顔見合わせ「はぁー、すごい1日だったね」って!
この日(25日)は、私の誕生日でした。
ちーさんがお花とケーキをプレゼントしてくださいました。
ケーキと一緒に写っているのは、生徒さんたちがそれぞれ選んだパペットたち。
ご自分の代わりに、撮影に参加させたようです。笑
講座は夕方で終了。
夜、家族が予約してくれていたお寿司屋さんへ行きました。
そのとき、息子がこんな話をしていました。
「どんなにネタが良くても、握る人の波動が悪いと、お寿司がまずくなる」と。
うんうん、その人の波動って、すべてに反映されるんだよねえ…
帰宅後、そんなことを考えながら花束を「可愛いなぁ」と眺めていたら…
突然、涙が頬を伝ってきました。
お花を通して「ちーさんの愛情」が伝わってきたからです。
そういえば、「マサコさんにはピンクの花束がいいかなと思って」って言ってましたっけ。
どんな色がいいかな、どんなお花がいいかなと「想ってくれた」のが、お花から伝わってきました。
感動して、翌日そのことをちーさんにLINEで伝えたら、こんな返信が。
「うわ〜 お花から愛が伝わってうれしいです!
お花っていいですよね〜!
娘たちの誕生日も毎年お花プレゼントしてるんです!
前日の仕事帰りに予約して、当日受け取りに行ったときも同じ女性のスタッフさんで、すごく親切に親身になって希望聞いて下さって、出来上がったブーケ受け取ったとき、思わず「わ〜!かわいい!」って言っちゃいました!
たくさんの人の愛が詰まってますよ〜」
なんて素敵な方でしょう
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