「ナミさん劇場」のPart2は、リコさんの解放です。
リコさんの悩みは20代の娘さんのことです。
高校生の頃から潔癖症になったそうです。
シャワーを3時間浴び続けたり、 シャンプーやリンスを1日に1本使ったり、 洗濯も1日に何度もしなければ気が済まないのだとか。
リコ:今は一人暮らしをしていますが、たまに戻ってきたときも、その日のうちに着てきた服やリュックまで全部洗うんです。
消毒液や除菌シートの使用量も半端なくて。
実はこの悩みについて、昨年秋に生徒だったマリちゃんの「過去世リーディング&書き換え」を受けたところ、お風呂の3時間が2時間に短縮されたのだとか。
リコさん自身も以前ヒプノセラピーを学ばれたことがあるそうですが、いくら過去世を見ても、現実はなんら変わらなかった、それなのにマリちゃんのセッションを受けたら、(対面でなく)メールによるやり取りだったにもかかわらず、現実が変化した。
そのことに感動して、私の講座を受けようと思われたそうです。
で、早速第1回目の講座時に「高校生の時に潔癖症になった理由がわかる場面」へ誘導してみたら…
リコさん、すごく視える方でした!
出てきたヴィジョンは、小学生の女の子がお風呂の脱衣場にうずくまっているというもの。この子が娘さんのようです。
「どうしたの?」と尋ねると、「お父さんが怖い」とおどおどしています。
お父さんはマイペースで自分の気にいらないことがあると大声を上げることがあるそうです。
リコさんも食事のたびに「まずい、まずい」と言われ続けたことで、今では会話すら嫌になっているとのこと。
(この「まずい」に関しては前回の講座時に解放をしました。潜在意識下にご主人を呼び、なぜそんなことを言うのかと尋ねると、仕事でストレスがあり、そのはけ口にしていたと判明。お説教をしたら謝ってくれて、それ以降、まずいと言わなくなったそうです)
今回、リコさんにパペットを手にはめてもらい、再度娘さんの潔癖症について紐解いてもらうことにしました。
パペットのすごいところは、はめることで自分のインナーチャイルドだけでなく、他人のインナーチャイルドとも対話ができるし、ガイドなどともつながるところ。
さて、ナミさん劇場の始まりです。
ナミさんとリコさんは過去生で深い縁があったんだろうなあと思った瞬間、全身にぶわ~っと鳥肌。笑
私:(パペットをリコさんの娘さんに見立て、尋ねる)なぜ高校生のときから潔癖症になったの?
娘さんが高校生だったころ、リコさんが病気を患いました。
生死に関わるほどだったそうです。
母親への心配や不安、そして父親からの抑圧が重なっていました。
高校生の彼女はその現実を受け止めきれず、体を洗い流すことで、違う環境・現実に生まれ変われるのではないかと思ったそうです。
そうだったんですね…
私:でも、それは高校生のときだよね? 今はリコさんも元気になったし、もうそれを続ける必要はないんじゃない?
娘さん:それが習慣になって、そうやっていることで安心感を得られるから。
私:今はその方法で安心感を得る必要はないよね?
それに代わるものが何かあるとしたら、それは何?
すると。
ここから予想もしなかった展開へと進んでいくのです。
(つづき)
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