さて、先日のちーさんの講座で「霊」について話していたときのこと。
ちーさん:私は「憑かれる」とか、「念を向けられる」とか信じてないから、もし「何か憑いてる」なんて言われても、一切それを受け取らない。
ちーさん:マサコさんもそう言ってたじゃないですか。
「霊が見える」っていうのも、要するに“見たい方向にチャンネルを合わせてるだけ”だって。それを聞いて、すごく納得したんです。
私:私も昔は、「霊=怖いもの」「憑りつかれる」というイメージを持っていました。
15年前にヒプノセラピーを始めたときは、そういう前提で物事を見ていたんです。
私:でも、セラピーや意識の探求を続ける中で、「それって本当にそうなのかな?」と疑問を持つようになって。
その結果、今は、霊が「いる」と思えば「いる」し、「いない」と思えば「いない」世界なんだな、って思ってます。
私:この世界はどうやら「多次元的」な構造になっていて、三次元、四次元、五次元、六次元……と、いくつもの次元が重なって存在しているみたいです。
私:でも、私たちは三次元の肉体を持って生きているので、三次元の「目」で見たときには、世界を「三次元として」しか映し出せない。
ほら、三Dメガネをかけて、
もともと重なっている世界を見たときに、
赤いレンズで見ると赤い世界が、
緑のレンズで見ると緑の世界が見えるようなもの。
私:同じように、この世界も本当はさまざまな次元が重なっているけれど、私たちの肉眼では三次元しか映し出せないんです。
三次元だからこそ、すべては“物質”として見えるわけです。
私:もし仮に「五次元メガネ」のようなものがあれば、この世界は“粒子”や“エネルギー”として見えると思います。
私:『アミ 小さな宇宙人』という本では、宇宙船を地上の人間に“見せる”ためには振動数を下げ、逆に“見えなくする”ときには振動数を上げる、と書かれていました。
私:つまり、UFOが「消えた」と感じても、実際にはそこに存在し続けていて、ただ振動数が変わったために人間の目には見えなくなっただけだ、って。
私:霊もそれと同じようなものだと思います。
普段は見えないけれど、彼らは普通に“そこにいる”んです。違う次元に。
私:例えば、空気は見えないけれど、もし風船が浮かんでいたら、風船の中には空気があるって認識しますよね?
「空気が入ってるから浮かんでるんだ」って思うじゃないですか。
私:じゃあ、その風船がパンと割れて、中の空気が放たれたら、 中の空気は消えますか? っていう話なんですよ。
私:風船の中の空気は、そのまんまそこにあるわけじゃないですか。 誰も「空気がなくなった」とは思いませんよね。
私:霊もそれと同じで、「肉体」という“風船”がなくなっただけで、存在そのものはそこに残っているんです。
私:だから、霊が“いる”のは当たり前。でも三次元の目では見えない。それだけの話。
私:ところが、霊が“見える”瞬間がある。
(つづく)
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