よく「5次元マサコ」という言葉を使います。
3次元の私に対して、ハイヤーセルフのような、高次の自分のことをそう呼んでいます。
講座のときは、ほぼ5次元マサコが独占的にしゃべりまくっています。
以前、動画を作ったときに、いつものようによどみなく話せると思っていたら、言葉は噛むし、しどろもどろで驚いたことがあります。
「え~っと、あの…」って言葉がちっとも出てこない。
3次元の私と5次元の私って、こんなに違うのかと。
生徒さんからみたら同一人物に見えているので見分けがつかないと思いますが。笑
講座のときは何も準備をしなくても、いざ始まるとその日、その人に必要な話を次々としています。
「きょうは何時までにします?」と聞いて、講座終了時間を把握すると、ちゃんとその時間内に終わらせています。
自分でも、「へえ、きょうはこんな話をするんだ」と興味深く聞いています。
ときには、自分で自分の言ったことをメモすることも……。笑
講座はおおよそ1年ですが、生徒さんの卒業が近づくともうそろそろだとわかります。
不思議だなあと思うのは……
生徒さんは楽しいから卒業したくないと言ってくださる方も多いのですが、「卒業」を迎えると、5次元マサコがピタリと降りてこなくなることです。
一度、ひとりの生徒さんがどうしても卒業したくないというので、「じゃあ、もう1回だけやりましょうか?」と講座を設定したことがあります。
案の定、5次元マサコは姿を現さない。
3次元の私は何も話すことがなくて雑談をするしかありません。
いつもなら「へええ!」「そうなんだ!」と面白い話を滔々とするマサコがおらず、精彩を欠いている3次元マサコに、生徒さんも拍子抜けしてつまらなそうでした。
どうやら役目が終わると降りてこないようです。
もう何も話すことがないからなのでしょう。
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