(つづき)
巫女のようにも見えます。
彼女が抱えているお膳のような台には、最初は真珠のネックレスがのっているのかな?と思ったのですが…
私:あ、違う。花嫁?
(古い時代の)花嫁の結髪に使う髪飾りなどのようです。
私:花嫁って、誰?
……やっぱりカオさんだわ。
ここでようやく気付きました。
これって、もしかして過去世?
その女性が、カオさんの過去世の女性に着物を着せ、花嫁支度をしてあげています。
そのとき。
竹林の中に倒れている女性(過去世のカオさん)が視えました。
私:お嫁入り直前に竹林の中で亡くなっているみたい。
そう言った瞬間、ゾワゾワ…って、全身鳥肌。
私:わ! すごい鳥肌!
カオ:私も!
普段は首から顔にかけて鳥肌が立つことが多いのですが、今回は全身。それこそ、頭のてっぺんから足先まで。
真実に触れたときはこんなふうに鳥肌が立ちます。
2人が同時に鳥肌が立っている、つまり、意識が当時にタイムスリップして感じているのですから、きっとこの過去世は真実なのでしょう。
「何があったのかはわからないけど、(当時のカオさんは)お嫁入り直前に亡くなって、それが無念だったみたい」と言うと、カオさんが「涙が出る」と言って、泣き出したのです。
そういうことか!
ここに来たのは、カオさんの過去世の解放のためだったんだわ。
実はカオさん、今春に結婚したばかりなのです。
そのお相手こそが、当時お嫁に行くはずだった方なのです。
そう、同一人物。
彼もまた無念な想いを抱えたまま転生していたのです。
そういえば!
私が「ミラクルズ、次回は報国寺っていうお寺にしない?」と提案したとき、カオさんが、
「あ、そこ、行ったことがある。主人と出会って、最初のデートで行ったのがそのお寺だった」と言っていました。
「へえ、偶然だね~! 行ったことのあるところだけど、いい?」なんて話していたのですが、偶然どころか、必然で来ることになっていたのですね。笑
カオさんは新婚旅行から帰ってきたばかりなのですが、
私:その旅行先でも解放すべき過去世があって、それは二人が訪れたことで成されて、で、次にここへ来てこの過去世を解放する必要があったみたいよ。
カオさんが昨年、今のご主人と出会ったとき、まだ一度しか会っていないにも関わらず、5次元マサコが、
「その人と結婚する! その人が赤い糸の相手。そのためには京都へ行った方がいい。(置き去りにされている)過去世があるから。行くことで解放される」
と言ったのです。
さらに「〇〇神社の、この場所へ行って。そこに「天」からのプレゼントが置いてある」と。
このとき、私にはそれが何であるか、視えていたのですが、内緒にしていました。
ところが、カオさんは京都へ向かう途中で、ふとそれが「視えた」そうです。
後になって、同じものを視ていたことに驚愕したのですが…。
このように、過去世の解放には「順番」があるようなのです。
面白いですね~!
さて、竹林の中では、きれいな花嫁さんの支度が整いました。
こうやって過去世を書き換えているようです。
綺麗な花嫁さんの元へ、当時一緒になるはずだったご主人が現われ、二人で手を取り合いながら光へと帰っていきました。
「え? このために来たの?」って呆然としている私にアユさんが、「だからマサコさん、ここに来た目的は『祝福』って言ったんですね」って。
あ、そっか、私、そう言ってたね。
これから幸せにやっていくために、当時のふたりの悲しみを手放しておく必要があったのでしょう。
解放後のカオさん。
出口へ向かいながら、「これも気になるね~」って手を合わせます。
報国寺を後にして鎌倉駅へ戻る途中、「鶴岡八幡宮」へ寄ることにしました。
来るときに、カオさんが道にある案内板を見て何気なく「あ、鶴岡八幡宮もこの辺にあるんだね。私、行ったことがない」と言っていたからです。
歩いて15分ほどですが…。
とにかく暑い。
35度近くあります。
湿度が半端ない…
なので、鶴岡八幡宮へ着いたときには、もう1歩も歩きたくない状態。
鳥居をくぐってすぐのところにある「弁財天」が目に留まり、ここは行っておいた方が良さそうと思ったのでお参りしましたが、
カオ:マサコさん、政子石っていうのがありますよ!
私:あら! 触っておこう!
アユ:それじゃなくて、こっちですよ!(笑)
ここからてくてくと歩いて行かなければならない本宮は、もういいかな~って。笑
(引用:https://www.hachimangu.or.jp/)
私:行きたい人は行ってきて。私、ここで待ってる。
3人は顔を見合わせ、躊躇しながらも「せっかくだから、行く?」って。
その後ろ姿を見送り、
蓮を眺めたりしながら
木陰で待っていると…
しばらくして戻ってきた3人が、
カオ:本宮に参拝するには階段を登る必要があったから、
カオ:やめて手前の「⑥祖霊社」っていうところにお参りしてきた。ここでいいよね、って。
カオ:だんだんマサコさんみたいになってきちゃった!
私はもともと神社仏閣には興味がない人なので、たとえ訪れても、「ここ」と直感の働く場所だけ行って、本殿にお参りしないこともざらなのです。
私:いやいや、私は面倒で行かないんじゃなくて、行く必要のあるところはわかるので、そこへしか行かないだけだよ?
と言い訳すると、
カオ:うんうん、だから私たちもそれがわかるようになってきたみたい! 笑
このあと、カフェで涼をとり、夕方には解散となるのですが。
面白かったのは、駅まで戻る途中、来るときには通らなかったにぎやかな通りを歩いたら、観光客向けのお店がたくさんあって、
目ざとく見つけた「イチゴ飴」を購入したリカちゃんが、
それをほおばりながら、
「あ、あんなおいしそうなお店がある! あ、ここにも! あそこにも! ここ、食べ歩きにもよさそうですね」って。
私:来月、また鎌倉でもいいよ? 今度は食べ歩きだけにきても。
そう言いながら、何気なく出る言葉もすべてシナリオ通りだと知っている私は、(あれ? まだ何か鎌倉で解放するものがあるのかな?)と思ったのでした。
さて、どうなることやら。笑
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