人はいとも簡単に「思い込み」を作ります。
例えば家の近くに新しいカフェができたとします。
早速行ってみる。
カレーライスを食べてみた。
美味しくない!
後日友人から、「ねぇ、新しいカフェができたでしょう? 行ってみない?」と言われたら?
おそらく「あそこ、まずいよ」と言うでしょう。
カレーライスしか食べてないのに。
他のものを食べたらおいしいかもしれないのに。
たった一度の経験でもそうやって人は思い込みを作ってしまいます。
思い込みを作りながら生きていく生物といってもいいくらいです。
そしてそれがいろいろな制限をかけてくるんです。
「潜在意識に繋がる」ことにさえも。
私はリーディングやチャネリングを教えています。
リーディングやチャネリングというのは潜在意識に繋がって情報を取ってくるわけですが…
15年前、ヒプノセラピーを学んだころ、
・「催眠誘導」を受けると
・リラックスした状態になり、
・普段は使っていない潜在意識に繋がる
ことで過去世退行や子供時代への退行が可能になると習いました。
そのように習ったことで、そういう「思い込み」ができました。
起きている時は顕在意識(脳波はβ波)になっているので、潜在意識(脳波はアルファ波やシータ波)に入るためには、約15分から20分の催眠誘導を受ける必要があると。
*催眠誘導はいろいろな方法がありますが、多いのは、
「さぁ、あなたの体がリラックスしていきますよ…あなたの手足もリラックスして…」と言葉による誘導です。
横になってその言葉を聞いていると、まるで電車の中でうとうとしているような感覚になってきます。
つまり、脳波がアルファ波やシータ波になります。
その状態になると、さあ、もう潜在意識に入れますよ、というわけです。
このとき、
「誘導を受けなければ潜在意識に入れないんだ」
という思い込みができたのです。
しかし、私はこの誘導が退屈でたまらなかった!
最初こそ必要でしたが、慣れてくると「あなたの体が…」と言い始めた時点で、もう既に過去世が視えていたからです。
でも、これをやらなければいけないんだと、もどかしい思いで15分間待ち続けていました。
そして3年後。
ある解放の講座に参加したときのこと。
相手の手に軽く触れて心のブロックを見ましょうとやるのですが、手に触れた瞬間、私には過去世が見えるのです。
本当に驚きました。
誘導もしていないのに?
目も閉じていないのに?
顕在意識のままなのに?
って。
さらに驚いたのは、手に触れただけで、過去世だけでなく、子供時代の退行場面も、インナーチャイルドもハイヤーセルフだって出てきたことです。
このポイントは、手に触れたからではなくて、自分が過去世を見ようと「意識するだけ」でよかったということです。
なぜなら、潜在意識は「普段は閉ざされている世界」でも、「普段は繋がっていない世界」でもないからです。
私たちは、起きているときに顕在意識だけを使っているわけではなく、潜在意識も同時に使っています。
★以前それについて書いた記事です
私の講座では、過去世を視るために催眠誘導が必要という説明をしていません。
目を閉じて意識すれば見える、と教えています。
みなさん「そういうふうにするものだ」と思い込むので、それだけで過去世を視ることができます。
思い込みってほんとにすごいなと思います。
慣れた頃に「そうだ、ヒプノセラピーやってみますか?」と誘導してあげると、途中で「それいらないです」「もう最初から過去世が視えているし、邪魔なんですけど」って。笑
良い「思い込み」もありますが、制限をかけてしまうものはどんどん手放していくと人生が楽になります。
潜在意識を書き換えれば簡単に手放すことができます。
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