今年のいつぐらいかは覚えてはいないのですが、朝のまどろみの中で降ってきたのは、「竹取物語」。
かぐや姫って、なぜ地球へやって来たのかな?って。
子供のいないおじいさん、おばあさんが大喜びで大事に育てたのに、月へ帰ってしまう。
ふたりを悲しませるだけなのに、なぜわざわざ月からやって来たんだろう?って。
そのときに、ふと浮かんだのは「カルマの清算」。
かつて読んだ本の中に、こんなふうに書いてありました。
「たとえ進化した星に転生しても、過去世で背負った課題から逃げ出せるものではない」
この著者は進化した金星から地球へ転生してきた方です。
しかも、過去の記憶を持ったまま。
「私が地球にやってきた理由の1つは、私のいくつかのカルマの帳尻を合わせるためでした。私は慈悲について学ぶ必要があり、さらに地球においての前世でやり残していたことの仕上げをしなければならなかったのです」
「カルマのバランスを取るために、私たち他の惑星の住民が地球に来る事は珍しいことではありません。自分の背負ったカルマをここで暮らす人々との関係で解消する場合もあれば、過去世でつながりのあった人たちとのカルマを清算する場合もあるでしょう」
そして、
「清算すべきカルマがある限り、再び生まれてこなければならない」
とも。
「人間としての多くの輪廻転生を通して、魂はカルマのしがらみに巻き込まれる」
からなのだそう。
しかも、
「魂がカルマを清算しなければならない領域は物理的世界だけではありません。アストラル界、コーザル界、そしてメンタル界でも魂はこれまで生きてきて、カルマを作ってきている」
そうです。
(オムネク・オネク『私はアセンションした惑星から来た,徳間書店,2008,pp58-59,88-89))
だとしたら。
進化した「月」に生まれたかぐや姫も、かつて過ごした地球でのカルマを清算するためにやって来たのかもしれません。
私論では、ここで言う「カルマ」とは、人生で蓄積した「罪悪感」「後悔」「自責の念」などなのだろうと思います。
私が今やっている「過去世の解放」も同じことをやっているからです。
「罪悪感」「後悔」「自責の念」を抱くきっかけとなった出来事をリーディングし、書き換えることにより清算しています。
なぜそんなことをするのかと言うと…。
人は「愛の存在」だからなのかなと思います。
それゆえ、誰かを傷つけたり、悲しませたり、「愛と裏返しの行為」をしてしまった場合、そのときの罪悪感や自責の念が魂にトゲのように深く突き刺さり、それは放置しておくと、やがて、
自責の念→自分を責める=心に闇を抱える
→自分を許せない→自分を攻撃し始める
→心身ともに苦しむことが続く
と負のスパイラルにはまっていきます。
これを解消するには自分を許す必要があります。
そのために過去の出来事を視るわけですが、ただ視るだけでは原因がわかったにすぎませんから、
なぜそれが起きたのか、
なんのための経験だったのか、
人生のしくみ、宇宙のしくみも織り交ぜて自分が納得し、自分を許す、そしてその感情を手放す必要があります。
(その一連のプロセスのために「書き換え」を行う)
こうして「清算」することができます。
「書き換え」といっても、起きた出来事を別のストーリーにしているわけではありません。
量子力学の概念による並行世界を視ていることになります。
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