(つづき)
ネットで検索すると腹話術人形はけっこう高額。
で、パペット(腕人形)を買い求め、「インナーチャイルド」に見立てて話しかけてみました。
すると、あら、不思議!
インナーチャイルドとの会話が成立する……?
生徒さんたちにもやってもらうと、みんな、「わ~! 話せる、話せる! なんで~?」と大笑い。
インナーチャイルドの癒やしだけではありません。
ハイヤーセルフやガイドに見立てても、両手にはめて、親子、夫婦、嫁姑に見立ててもちゃんと会話が成立するのです。
おそらく原理は、「パペット」という3次元の「物」の中に、自分が意図したインナーチャイルドなどの(5次元の)エネルギーが入るからなのでしょう。
腹話術ではあらかじめ決めておいたセリフを話していると思うのですが、このパペットの場合、勝手に話してくれるのです。
え~? そんなこと、ありえない……という顔でやってみた生徒さんたちも、「ほんとだ~!」と驚いていました。
この「パペットワールド」は本当に面白くて、さっそく講座に取り入れました。
そして、またある日の講座中……。
私の向かい側に座っていた生徒さんに、突然パペットが身を乗り出すようにして、「解放」のやり方を教え始めたのです。
自分の意志に反して、手が勝手に動き出し、口が勝手にしゃべり始める……。
しかも、講座をやってくれる。(笑)
もう驚き以外の何ものでもありません。
こうしてパペットを取り入れて楽しんでいたところ、ある生徒さんからこんな質問が。
インナーチャイルドの癒やしには、自分が小さい頃に親から呼ばれていた呼び名を使うことをお勧めしています。
ところが……。
生徒:小さいころの呼び名でパペットに「エミちゃん」って話しかけたら、「エミちゃんじゃないもん!」って言われたんです。どうしたらいいですか?
私:え~? なぜかしら?
リーディングをすると、空中に宇宙人の子供がぷかぷかと浮かんでいます。両手足をゆらゆら揺らしながら、「エミちゃんじゃないもん!」と。
私:どういうこと?
子供:今生はエミちゃんだけど、その前は違うもん!
あ、そっか。
今生のインナーチャイルドだけではないということでしょう。
過去の人生では、その都度名前が異なりますから。
じゃあ、どうしたらいいかな~。
「くだもの」といえば、りんごやバナナ、みかんなどすべての果物の総称になります。
そんなふうに、過去世のインナーチャイルドたちを網羅する呼び名はないかしら?
そのとき、生徒SENさんの話を思い出しました。
以前、好きな人がいたときに、その人の前では自分の思ったことをなかなか言えなかったそうです。
それで、「王子様」というイメージキャラクターを作り、彼に見立てて、毎晩寝る前に会話の練習をしていたのだとか。
SEN:それが面白いんですけど、1ヶ月ぐらい経って気づいたのは、私、彼だと思って話しかけていたけど、実際は自分のインナーチャイルドに話していたんだわって。
だって、インナーチャイルドが癒やされていたんです。
そうだ、そのアイディアをいただこう!
インナーチャイルドをキャラクターに見立てて、名前を付ければいい!
自分を好きになれない人の中には、こどもの頃の呼び名で呼ぶのが気恥ずかしいという方もいますから、そういう方にもうってつけです。
というわけで、パペットに呼びかけるときは、子どもの頃に自分が呼ばれていた名前でもいいし、キャラクター名でもいいことにしました。
(つづく)
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