(つづき)
翌日の夜、たまたまリカちゃんと電話で話しました。
話が終わって切ろうとしたその瞬間、5次元マサコがこう言ったのです。
私:あ、待って(切らないで!)。
あの滝行の写真さ、なんか怖くなかった?
リカ:みんな(顔が)私じゃないみたいって言ってました。
私:うん、なんていうか、「波動」がリカちゃんじゃなくて、別人だよね?
すると、リカちゃんが
リカ:マサコさん、実は私、今日知人と食事していたときに、急に「もうこの地球からいなくなりたい」って思って、泣いちゃったんです。
リカ:ほんとに突然…。
人間でなくなりたい!
ここからいなくなりたい!
仲良しの人たちとも縁を切ってひとりになりたい!
深いところに沈んでしまいたいって。
全然理由がわからなくて。
私:それ、変だよね?
リカちゃんじゃなくて、この写っている人の気持ちじゃないかな?
この人、リカちゃんじゃないもん。
最初はリカちゃんの過去世かなと思ったんだけど、そうじゃなくて、まったく別の人じゃないかなって。
リカ:え~? 私が何かにのりうつられたとかですか?
私:ううん、あの写真を撮る瞬間に、ぱっと入りこんできて、出来上がった写真を(私が)見たら、「あれ? これ、リカちゃんじゃないよね?」って思わせるように仕組んだんじゃないかと思う。
リカ:なんのためにですか?
私:解放のために。滝行と関係がある人じゃないかな。
髪の長い女の人。
リカちゃんと関係があるかどうかはわからないけど、今ちょっとリーディングしてみて?
リカ:はい……。あ、私と絆の深い人みたいです。戦友? 同志?
私:その人、宇宙人だと思う。
なんとかして宇宙に戻りたくて、そのためには人間界の「修行」をして、「達観」とか「悟り」の域に行くしかないと思ってたみたい。
それしか手段がないと思って、転生しながら一生懸命「修行」を繰り返してきたんだけど、いつまでたっても宇宙へ帰れないから、もう気力が失せて、絶望的になって…。
そのとき、ふっと思い出したのは、昨年、高尾山へ行ったときに訪れた場所です。
私:ねえねえ、宇宙に繋がった不思議な場所があったの、覚えてる?
★そのときの記事
リカ:覚えてます! 私が「ここは私に関係ありそう」って言ったところですよね?
私:そうそう! 宇宙につながっている修行の場所。あのとき、リカちゃんの過去世が出てきたじゃない?
リカ:確か「いけにえ」って(降って)きたんですよね?
私:そうそう! リカちゃんが宇宙人で、上空からその場所を見下ろしている感覚があるって言ってた。
上から修験者たちにいろいろ知識を授けたんだけど、人間たちはその真意を取り違えて、生贄とかの「儀式」を執り行うようになって。
で、リカちゃんが教えたことをすごく後悔してた過去世。
私:なんか、今あのときの場面が浮かんだんだけど。
もしかして、リカちゃんは上からサポートして、その滝行をしていた女の人は、下界に降りて「人間」としてサポートしていたのかな?
私:リカちゃんが伝えてくることを一生懸命、修験者たちに教えるんだけど、みんなは理解してくれなくて、意味を取り違えて変な儀式とかをやるようになって……
がっかりしてるっていうか。
リカ:あっ! 今降ってきたんですけど、あの場所って、宇宙への出入口になってたみたいです!
本当ならあそこから宇宙へ帰れたのに、何らかの事情でゲートが閉まって帰れなくなったんじゃないかな。
私:なるほど! あの「場」は宇宙への出入口の波動だったのに、人間たちがそこで変な儀式とかをやり始めたから波動がおかしくなって、宇宙と繋がらなくなったんだね。
私:彼女は仕方なくほかの手段を模索して、修行で「悟り」の域へ行けば宇宙に帰れるかもと思った、でも、どんなに頑張ってもそれは叶わなくて、だんだん絶望的になってきて……。
最後はね、滝行のときに、ぶくぶくって自ら身を沈めてそのまま亡くなったみたいなの。
リカ:涙が出ます……
私:リカちゃんはその同志を助けてあげたかったんだね、きっと。
ここから「書き換え」を視ます。
私:滝行の場所が出てきた。
私やカオさんやアユさんが見守っている中、リカちゃんが薄い絹のようなお召し物を持って、ザブザブと水の中に入っていって、その女の人の肩からふわっとかけてあげてる。
私:すっごく薄い布で、虹色に光ってるの。
それを羽織った瞬間、彼女の姿がきらきら光りながら、上へ昇っていった。
私:う~ん、面白い!
私やカオさん、アユさん、リカちゃんは、「良かった!」って昇天していく彼女を見上げてるのに、「上の世界」にもリカちゃんがいて、「こっちよ」って彼女に手を差し伸べてる。
私:リカちゃんが「上」にも、この人間界にもいるの。
リカ:わあ、素敵ですね!
(講座に入ってから)4年間、いろんな解放を目の当たりにしてきましたけど、本当にこんなふうにすべてがシナリオで動いていて感動します。
私:そうだよね!
去年はトリックアート美術館へ行くはずが、結局登山になって、そうでないとあの修行の場所へ行けなかったし。
で、アユさんが講座に入ってきて、過去世を解放するタイミングが来たらみんなで美術館へ行って、あそこに滝行のパネルがあって、写真を撮って、で、こういういきさつになってるんだものね。
リカ:今回はアユさんだけでなくて、私も関係してたんですね。
私:写真を見て「変だよね」だけで終わられたんじゃあ、解放ができないから、電話を切ろうとしたときに慌てて「待って!」って言わされたんだね。笑
シナリオって、あとになってこんなふうに紐づけていくと全容が見えてきますが、まるで推理小説の伏線を辿っていくようで、本当に面白いな~と思います。
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