(つづき)
私:その腎臓療法食のネコちゃんが、何か伝えたいことがあるのかな?
そういえば講座が始まったときに、アユさんとは1か月ぶりだったので、こんな会話をしたのです。
私:あのネコちゃんはその後、元気?
(ネコちゃんが1年前からあちこちでマーキングをするようになって困っている、というのをリーディングすると、
・病院に連れて行ったほうがいい
・食事を腎臓療法食に変えた方がいい
・猫ちゃん専用のクッションを用意してあげた方がいい
という結果がでて、その通りにした結果、今は落ち着いている)
アユ:はい、すっかり落ち着きました。粗相がなくなっただけでなくて、性格まで変わったかのように、落ち着いています。
私:へええ! よかったね~!
アユ:ただ、まだホルモンの薬は続けていて、もうそろそろやめたいんですけど。
獣医さんもあまり長く続けない方がいいって言ってて。
でも、服用を1日おきにすると、また調子が悪くなるので結局毎日飲ませてるんです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
私:そのネコちゃんが何か伝えたいことがあるのかな?
私:そういえばさっき、アユさんを誘導していたときに、窓の外をぼんやり眺めていたのね。
そしたら、ほら、通りの向かいにマンションがあるじゃない?
あそこの一室の窓がちょうど同じ階の高さだから目につくんだけど、窓の内側を黒猫が端から端までタタタッって歩いてたの。
私:ここに住んで3年半になるけど、初めて見たの。
あ、猫、飼ってたんだ~って思って。
すると、アユさんが「腎臓療法食のネコって、黒猫なんです」って。
私:えっ? そうなの?
偶然が重なるときや、誰かが同じことをしつこく言うときなどは、何かを示唆しているときです。
〈偶然〉
・ネコちゃんは元気?の会話内容
・誘導中に黒ネコを見る
・過去世にネコちゃんが登場する
私:じゃあ、やっぱりそのネコちゃんが言いたいことがあるんだね。なにかしら?
そのホルモンの薬の事かもよ?
それってもう必要ないのかも。
きっと、過去世に原因があるんだわ。
その時、浮かんできたのはネコちゃんが野良猫だったときの過去世です。
今世ではオスですが、当時はメスです。
3匹の赤ちゃんを出産するのですが、産後の肥立ちが悪く、尿漏れが止まりません。
どんどん体調が悪くなります。
赤ちゃんを育てなければと思うのですが、体力がなくなり、餌を探すことも、動くこともできなくなって、そのまま息を引き取るのです。
このときの我が子を心配する想いが残っているようです。
私:だから、体に当時の現象が蘇ってきたんだね。
この過去世を書き換えると、当時の母ネコが出てきて、嬉しそうに、にっこり笑いました。
私:このとき育てられなかった3匹の赤ちゃんは、今アユさんが飼っている6匹のうちの3匹に転生しているの。
今世では家族でひとつ屋根の下に幸せに暮らしているんだよ。
人間だけでなく、動物も輪廻転生を繰り返していて、こんなふうに清算が必要なんだねと話していたら、
アユ:私はもともとアニマルコミュニケーションができるようになりたかったんです
私:そうだったよね! 思い出した!
講座に来たとき、そう言ってたよね!
アユ:だったらアニマルコミュニケーションの講座へ行けばいいのに、なぜかマサコさんのところに来たんです。
実は過去世をリーディング&チャネリングも、動物や植物と話すのも、物と話すのも、すべてやり方は同じです。
その原理は、
対象物に周波数を合わせる
こと。
対象物を「意識」するだけなのです。
私:ねえ、アユさん…
(つづく)
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