(つづき)
インディアンの酋長のような、恰幅のよい男性が出てきました。
真っ黒な顔で、豪華な羽飾りの王冠をかぶっています。
その男性の前にひざまずいている女性がモエさん。
やはりすごい羽飾りの冠をかぶっています。
何か自分の今後の使命について「任務を果たします」と宣言をしているようです。
が、モエさんはこのときの約束を忘れてしまったのです。
忘れたことで、パイプが切れてしまった。
だから、それを思い出さなければいけない。
思い出すことで、パイプがつながる…
そう思った瞬間、モエさんの松果体に見たこともないような図形が入ってきました。
通常、レイキを流すときは、宇宙と同調し、自分がパイプとなって手のひらからエネルギーを流します。
でも、モエさんの場合は、手のひらがもう「宇宙空間」になっています。
仮に宇宙を金太郎飴だとしたら、すぱっと切ったその断面がモエさんの両手のひらという感じです。
そして、その手のひらからは図形や記号や数字やいろいろなエネルギーが吹き出しているのです。
最後に松果体そのものを活性化します。
不思議なヴィジョンが視えました。
丸い鳥カゴのような形の金色のドームの中で、若い女性(モエさん)が復活の儀式を受けているのです。
周辺をさきほどの部族の人たちが取り囲んでいます。
モエさんは浅く張った水の中に横たわっていて、水面には薄いピンクやオレンジの花びらがぎっしりと浮かび、体を覆い隠しています。
花びらは、桜の花びらの形をしています。
酋長が人差し指を天に向け、次にその指をモエさんに向けました。
その瞬間、すべての花びらにエネルギーが入り、タップを踏むように舞い踊り始めたのです。
すると、生気がなかったモエさんがキラキラと光り輝き始めました。
花びらたちが光の粒子に戻り、モエさんの体に入ると、彼女は、はっと目を覚まして上半身を起こします。
酋長がモエさんの頭に羽飾りのついた冠をかぶせてくれました。
これで力が復活したようです。
パイプの中にはいろいろな制限やしがらみなどが詰まっていたので、交換をしたのでしょう。
新しいパイプは、今までのように人間の概念が塵のように入ってきても、中には入らずに跳ね返されていきます。
だからパイプの中はいつもきれいな空間が保たれています。
まるで古いパイプを根本から抜いて、最新式のパイプを差し込み、かちっとはめたかのようでした。
その後、頭頂から脳幹、脊髄に向けて何度も何度もゴミを取り、エネルギーを流すという作業を5分ぐらい続けさせられました。
すべてのお掃除が終わると、松果体の中に金色のメリーゴーランドが現われました。
8カ所に馬ではなく、宇宙の記号や図形がくっついています。
それが金色の光を発しながらくるくると回っています。
よし!
これでOKだわ!
伝授終了後、モエさんが面白いことを言います。
モエ:私、パイプが大好きなんです。
建設用のパイプを積んだ車とかが走っていると、「わ~、パイプだあ!」と思って見ちゃうんです。
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