(つづき)
私:ママはそれを持って鳥居をくぐって、神様の前へ行ったみたい。
神社って鏡があるでしょう?
そこに自分の顔を映しながら、アコヤガイを鏡のほうに向けてパカッと開けるの。
そうすると魂の半分が瞬間移動みたいにママの胸かな?そこに入っていって…。
私:でもね、もともと持ってた半分とね、今回持ってきた半分がまるで磁石のN極とN極みたいに反発しあってうまくくっつかないの。
どうやってくっつけるんだろうね。
半分は右回り、半分は左回りみたいになってて、くっつかない。どうしたらいいのかな?
Tちゃん:どうしようか?
私:どうしたらいいのかな…
そうか、ママがこっちに持って来た半分は、既に周波数が変わっちゃってるんだね。
ママがこっちの世界に生まれてきてから、いろんなことを体験してるでしょう?
毎日楽しかったり、悲しかったり、いろんなこと。
私:それで周波数が(最初に持ってきたときの周波数と)変わっちゃってるの。
だからもとの周波数と合わなくなってるの。
どうしようかなぁ…
なんか、Tちゃんがおまじないをかけてくれたら、うまくいきそうな気がするんだけど。
Tちゃん:僕、やってみる!
私:ママの胸に手をかざして、「ちちんぷいぷい」みたいな呪文を唱えると、周波数がピタッと重なって、ひとつの魂になる。
……できたみたい?
Tちゃん:できた。
私:あれ? なんかね、魂の色が銀色なの。
これ、乳白色というか、白にならないといけないんだけど、なんだろうね、色が違うね。銀色みたいな色。
すると、ハナさんがハッとした顔で、
ハナ:実は今日、出がけにTちゃんが、これをつけていきなよって銀色のブレスレットを出してきたんですよね。
ハナさんの手首を見ると、銀色のブレスレットをはめています。
ハナ:いつもは銅の色のをつけてるのに、今日は「こっちをつけて行きなよ」って出してきたの。
「今日はこれだよ」って。
私:うん、魂がそれとそっくりの色をしてるの。
この銀色を抜かなくちゃいけないんだよね。
ええっと、あ、光を当てればいいのかな。
私:……わかった。
魂の銀色の素粒子を、ブレスレットの銀色の素粒子と共鳴させて、(そのブレスレットに)吸い取ってもらえばいいんだわ。
そうすると、魂からシュワシュワって銀色が抜けて、乳白色になっていく。
そのために今日はそれをつけてくる必要があったんだね。
私:銀色が抜けて、ママの魂が乳白色のような、透明のような、とてもきれいな色になったよ。
Tちゃん:ありがとう、やった!
私:Tちゃん、ママは魂が半分だった時と、全部になった時とで、何か変わるのかな?
Tちゃん:ママはママだよ。
私:じゃあ半分だった時は、ママに何か困ることが起きてたの?
Tちゃん:目隠しされてた。
私:じゃあ、これからいろんなものが見えるようになるの?
Tちゃん:うん
そうか!
きっと今よりもっと能力が開花するのね!
だからその準備としてデトックスも起きているんだわ。
わ~、楽しみ!
そういえば、講座の初めにハナさんが、
ハナ:この間、Tちゃんが突然「ここはいやだ~!」って泣きながら抱きついてきたんです。
「ママ、ここはいやだ、ここはいやだ」って。
と言ってたっけ。
この3次元の世界が嫌ってことかな?
聞いてみよう。
私:ねえねえ、Tちゃん、もうひとつ教えて?
なんで「ここは嫌だ」って泣いちゃったの?
Tちゃん:僕、今度は龍になりたいの。
私:それは、今回の人間が終わってからってこと?
Tちゃん:今すぐなりたいなーって。
私:そうなんだ。形は人間の形をしていても、自分のエネルギーっていうか、中身は龍になれるよ。
Tちゃん:そっかあ!
私:Tちゃんが生まれた、この日本という国は龍の国なんだよね。龍の形をしてるんだよ。
だからTちゃんもきっと龍なんだと思うよ。
Tちゃん:本当?
私:うん、だって龍の形で来たら、人間界で生きられないでしょ?
ママのお手伝い、できないでしょ?
だから形だけは人間で来たけど、中身は龍なの。
Tちゃん:僕って凄いじゃん!
私:うん、そうだよ。
ほら、うちにも以前ワンちゃんがいて、見た目は犬の姿をしていたけど、中は神様だったの。おんなじなんだよ。
Tちゃん:一緒じゃん!
私:だから、人間としての楽しみもいっぱいあるし、龍としての楽しみもいっぱいできるよ!
Tちゃん:すごいね!
私:うん、すごいよ。
これからママは忙しくなるから、いっぱい助けてあげてね。
Tちゃん:もちろん!
私:何か最後に言いたいことがありますか?
Tちゃん:いつもありがとう
私:こちらこそ。じゃあまたね!
ハナ:Tちゃんが「バイバイ!」って走っていきました。
(つづく)
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