さて、昨日は卒業生モトちゃんの個人セッション。
一昨日、お申し込みがきて、昨日にはもうセッション。
早い! 笑
卒業なさったのは5年前です。
2年10ヶ月前にかなり大きな過去世を解放し、「これで私の役目は終わりです」とお伝えしたのが最後でした。
突然のお申し込みだったので、何か相談事でもあるのかなあと思ったら、当日の朝、「これを伝えて」というメッセージがきました。
それは「自分を信じること」です。
具体的に言うなら、
「自分のリーディングを信じること」。
モトちゃんには「龍」がついています。
6年前、当時の生徒さんだったモトちゃん、ナナさん、キヨちゃんの4人で、北海道のフゴッペ洞窟や沖縄の久高島、宮古島へ行きました。
このとき、ナナさんとキヨちゃんと私の3人はあるミッションをやらされていたようなのですが、そこへモトちゃんが便乗してきて、知らない間に「龍の7つの玉探し」もやらされていたのです。
私もキヨちゃんもそれがミッションの一部だと思い込んでいたのですが、ナナさんだけは当初から「これは私たちのミッションじゃない、モトちゃんに使われている!」と言っていました。笑
懐かしい思い出です。
★そのときの記事
モトちゃんはこのプロセスを経て、龍の7つの「光」を取り戻し、3年前には講座にやってきたSENさんも交え、あらためて「龍」の存在を認識したのですが……。
なぜかいつもその「龍」を信じ切れずにいるのです。
講座でリーディングやチャネリングを教えると、生徒さんによって、
「わあ! おもしろ~い!」
と言う人と、
「本当にこれで合ってるのかなあ?」
と言う人に別れます。
「面白がる=自分の見たものに疑いを持っていない」
のでどんどん上達し、
「これで合っているのかなあ? 自信がない」
と言い続ける人は、「否定している」ので、いつまでも彷徨っている傾向があります。
これがたとえば陶芸など、「目に見えるもの」を作るのであれば、だんだん形が整ってきたとか、焼いても割れなくなったとか、自分なりに上達度合いを確信できるのですが、いかんせん「目に見えない世界」の場合は、そのタイミングが訪れません。
あるとき突然、
「あ、合ってます! 私、できるようになりました!」
と思えることはないのです。
それゆえいつまでも、
「私の見たものは合っているのかなあ」
「本当にこれでいいのかなあ」
と自信を持てません。
そして、
「他人に依存」する。
占い師や霊能者などをまわって答えを求め続けたりします。
断言できますが、100%確実な答えを持っている人はいません。
みんな、自分なりの世界に繋がって、自分なりの解釈をして、自分なりの表現で伝えるだけです。
しかも、未来は確定していません。
参考意見にするだけならよいのですが、「そうなんだ!」と鵜呑みにすると惑わされ、軸を失ってしまいます。
せっかくこういう勉強をしたのだから、自分の繋がっている先を信じるのがいいのになあと思いつつ、「信じる」ってどうすればできるのだろう?と考えてみたら……。
ああ、きっと答えは簡単です。
「信じよう!」って決めるだけではないでしょうか。
カフェに行って、友人が
「私はコーヒー。あなたもコーヒーにすれば?」って言われても、「ううん、私は紅茶にする」って、自分で決めますよね?
そんなふうに自分で決めちゃえばいい。
そもそもリーディングの世界なんて、答えはひとつではないのです。
カップひとつを見ても、
「取ってが右に見える人」
「取ってが左に見える人」
「カップの上から見る人」
「カップの底から見る人」
見え方は人それぞれ。
どれも正解です。
モトちゃんと話しながら思ったのは、人の答えに依存すると、自分の「龍」の存在が薄くなるということです。
薄くなるのでますます繋がりにくくなる。
「龍」からもたらされる「直感」を信じれば信じるほど、つながりは強くなる。
「本当に合ってるのかなあ?」という感情はどんどん「解放」して、とにかく答えは自分の中にしかないのだから、「それでいいや」と信じていくのがよいと思います。
私がそう思うようになったのにはきっかけがあります。
(つづく)
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