(つづき)
★この記事の続き
私:その彼と出会った場所っていうのが、人里離れた山の中っていうか、そういう感じがする。
街の魔女さんたちの中に入れなくて、ちょっと人里離れた山、岩がゴツゴツしたような、そういう山の中にぽつんと住んでるんですけど、そこでその男性と出会っているんですよね。
出会ったときは、(この人誰だろう?)みたいに思ってるんですけど、だんだん正体がわかってくると、みんなを見返してやれると思うんです。
けど、彼の話を聞いているときに、周囲の石垣に大きな赤いユリのような花がたくさん咲いているんですけど、その花が次々にしゅんしゅんってしぼんでいくんですよ。
魔女はそれが気になって気になって、しょうがない。
なので、彼から「一緒にやらないか?」って言われるんですけど、「ちょっと考えさせて」みたいな感じで。
家に帰ってからも、なぜ彼と話していると次々に花が枯れていくんだろう? って気になって、一晩考えようと思って、夜空を見上げて。
満天の星なんですけど。
空に瞬いているのは星のはずなのに、その星の形がユリの形になって、ぱ~っと咲くように見えるんです。
これ、なんだろう?って。
こっちは枯れて、こっちは咲く。
そのときに、ああ、自分を捨ててはいけない、みたいな。
すごくそういうこと思ってるの。
宇宙が咲かせてくれた花を見たときに、私は枯れた花じゃなくて、宇宙の花にならなくちゃいけないって思うんですよね。
で、「後日返事聞かせて」って言った彼に、「ごめんね、私はできない」って言うんですよ。
彼は「なんで?」って。
「君を馬鹿にした人たちを見返すことができるんだよ」って。
でも、彼がそんなふうに話してるそばから、また石垣の花がどんどん枯れて、今回はそれだけじゃなくて木の葉っぱが落ちたり、草も横倒しになったりと、どんどん山が枯れていくのが見えて。
「ねえ、見て? 私、こんなふうになりたくない」って言うの。
彼もなんでそんな現象が起きているのか、わからないんですね。
その時はそこで別れてる。
でも、この彼、死んでるのが見えるけど・・・。
彼を助けてないのかな。
のぞみ:自殺してるの?
私:いえ、たぶん何年か経ってからの光景だと思うんですけど。
洞窟の中で白骨になっていて、そこにお花いっぱい持っていってあげて、今度転生したときにはおんなじことが起きても、あなたも宇宙の花になれるようにって言ってあげているのが見える。
じゃあ、ここで彼を助けなくていいのかな?
ガイド:はい
ナオ:その人は今世にいないんでしたっけ?
ガイド:はい
私:いないんだ。転生してないのね。
私:この人はね、その人生では改心できてないの。やってることを止めてないの。
彼は魔女に対して、「何で? 俺と一緒にいればいいのに」と思ってる。
でも、最後は洞窟の中で死んで白骨になっている。
魔女は何年か経った時に彼のことを思い出して、洞窟へ行って、お花を手向けて供養してあげている。
今この場で供養してもらってることで、彼は助けられたと思うんですよね。
(3次元には時空間が存在するけど、5次元、つまり潜在意識の中では時空間が存在しないので、そこに意識をチューニングして何かをすると、3次元では見えなくても5次元では「その事」が成されるから。
イメトレも同じ原理)
のぞみ:なんか「闇に食われた」って(降って)くる。
私:ああ、そうかも。最後は気が狂ったようになって死んでるから。
魔女は宇宙の花になりたいと思った時から、みんなと仲良くやりたいとか、自分も同じように扱ってほしいとか、そういう思いがもうなくなってる。
自分は人々の中の宇宙の花になれればいいと思うようになって、それでコツコツとじゃないけど、ひとりの魔女として一生懸命やっていって、そしたらみんなからありがとうって言ってもらうことが増えていって。
ほかの魔女と交わる事はそんなになかったのかもしれないけど、みんなも別にそこまで彼女のことを悪く思っていたわけでもないし、逆に、あの人、魔女の家の出じゃないのに、ここまで一生懸命頑張っててえらいねみたいに、だんだんみんなの気持ちも変わっていくっていうか、そんなふうになっていったように思います。
最初からそんなふうに生きることもできたんだけど、実はこの男の人と出会ったことでそうなれたんです。
「自分は宇宙の花になろう」と思ったことで。
魔女仲間に認められたいとか、見返してやりたいとかではなくて。
魔女の家系に生まれれば、簡単に魔女になれる。
にもかかわらず、私はどうしてそうじゃない道に生まれてきたのかなっていうことを、星と対話しながら考えたんですよね。
そして、そのほうがよっぽどハードルが高いってことに気がついたんですよ。
で、なんでそのハードルを作ったのかな? と考えた時に、与えられた能力を不遇な環境の中でも自分がめげずにやれるかなっていうのを試したかったからだと。
正当な魔女の家系に生まれた事は前世で何回もあったんだと思うんですよね。
だけど、今回はそういうハードルを作ってきたっていうね、そのシナリオに気がつくの、自分で。
そうそう、だから改心できたの。
でもそれは、彼に出会ったことがきっかけでできたんですよね。
だからこそ、探して供養に行ったんです。
えっと、このストーリーに書き換えていいのかな?
ガイド:はい
私:じゃあ、書き換えますね。
・・・あれ?
その彼が神の化身じゃないけど、そんな感じに見える・・・。
上に神様がいて、その隣に神の化身みたいな形で彼もいて、すごく輝いていて、2人でにこやかに、「シナリオだったんだよ、よく頑張ったね」みたいに言ってるから、彼はそのための登場人物だったみたいです。
のぞみ:ああ、だから今は人間としていないんだ
私:はい、そう。神様と並んでいる。
この人も神の化身みたいな感じです。
最初からあの役を演じるために来た人だった。
ガイド:はい
私:シナリオってすごいな~。
かくして、めでたしめでたし。
いや~、今回の講座も内容、濃かったな~
いつも思うのですが、「3人寄れば文殊の知恵」というように、ひとりでリーディングするよりも複数人でやる方がどんどん答えが出てくるのですよね~。
暗闇に向けてひとり懐中電灯で照らすよりも、数人で一斉に照らした方が明るくなってよく見えるみたいな感じです。
これが本当に面白くて!
姉妹版ブログ
『聖なる樹のヒプノセラピー物語』も読んでね!