本日は東北在住、生徒ミユキさんの講座最終日。
昨年5月に講座を始めたので約1年間です。
この方、もともと2015年10月に個人セッションを受けにいらっしゃったのを皮切りに、毎年1回のペースでセッションやレイキなどを受講されていましたので、もう7年のお付き合いになります。
認知症の舅を介護し、見送った数年後には脳梗塞で倒れたお姑さんの介護が始まり・・・。介護はトータルで20年にも及ぶのです。同時進行で子育ても・・・。
その最中、とても辛くてセッションを受けにいらっしゃったのです。
「介護はやらなければいけなかったから、どうせやらなければいけないことなら、明るく楽しくやっていきたいと思ってセッションを申し込んだ。あのとき解放してもらって良かったと思った」と。
確かに1年後にお会いした時、とても明るくなっていました。
でもその翌年にはまたやや暗い感じで…。笑
そのようなことを繰り返し、ついに昨年の春、職場でささいな揉め事があったのを機に、前々から気になっていたミラクルセラピー講座を受けます! と。
前回のZOOM講座の時、お顔を拝見した瞬間に、「あ、もう卒業だ」と思いました。もう私がいなくても大丈夫!というのが伝わってきたのです。笑
最初の頃は海綿が水を吸うが如く、知識や技法をぐんぐん吸収することが楽しいという感じでした。
最近は日常の中で何があっても自分で原因を紐解き、解放することができるようになって平和だとおっしゃっていた通り、もう私の存在は必要ではなくなったようです。
そういうわけで今日を卒業としました。
1年間を振り返って話をしていたら、ご自分のことを「流されやすい性格」だと言うので、最後にそれを「解放」することにします。
「流されやすいサブパーソナリティー」を呼び出します。
全体的に白い光のような女性が現れました。
ミユキさんが物心ついたときから住み着いていると言います。
そのとき、何があったのでしょう?
お父さんが普段は黙々と仕事をする職人タイプの方でしたが、ひとたびお酒が入ると豹変して、手がつけられなくなる。
それを嫌だなと思っていたけれど、母親からは我慢しなさいと。その状況を長引かせずにしのげる方法は我慢することだと言われたそうです。
これがミユキさんの潜在意識に刷り込まれ、何かが起きたときは自分が流される形でその状況に合わせるのがよいという思考になったのでしょう。
最終講座なので、バースビジョン(人生のシナリオ)を見に行きます。
今世、生まれる前に意識を合わせてもらい、
「今から生まれて行きますが、なぜあのお父さんを選びましたか?」と聞いてみます。
ミユキ:両親が結婚した頃は今のような自由恋愛よりも、お見合いのように、周りに決められた中で結婚する形が多かった。
そういう両親の元で生まれ育ち、それを反面教師として、自分はこの人と結婚したいと選んだ人と人生をやっていく、その学びのためにこの両親を選んだ。
私:でも、そのご主人と結婚することで長きにわたる介護という重荷を背負いますよね? なぜそれがシナリオに入っていたの?
ミユキ:困難にぶつかったときに、それを避けられないとしたら、その困難をいかにして乗り越えるのかという事でマサコさんのところへ行って解放を学び、気持ちを楽にして生きることに気づく。
そういうシナリオだった。
私:そのための、私との出会いだったのですね?
ミユキ:はい
このあと3年先の未来を見てもらうと、
「もう我慢しないで自分の好きなように楽しく生きたい」
と言っていた望み通りのヴィジョンが見えました。
「この1年間、講座が本当に楽しかった」と言ってくださって、とても嬉しかったです。
今いらっしゃっている生徒さんたちも、10年、20年と経てば、講座の記憶も薄らいでいくことでしょう。
「内容も忘れちゃったけど、毎回とても楽しかったなぁ」って、そんなふうに感情として残ってくれたら本望です。
人生は楽しく生きたいですもん!
ミユキさん、1年間お疲れ様でした。
そして私の講座にお越しいただきありがとうございました
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