降霊術で生き埋めになった男性が「助けてください!」と(3) | 過去世診療所(聖なる樹のセラピー日記)

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転生しながら過去を清算するしくみ

過去世を書き換えると、
人生が変わる!
楽しくなる!
自由になる!
 
 本当です。読んでみてね。

さて、本日のミラクルセラピー講座は、ハナさんとナオさんです。

 

ハナさんが部屋に入ってくるなり、

「マサコさ~ん、ブログの続きが気になって、気になって。あのあと、どうなるんですか?」って。笑

 

 

では、さっそく続きです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

魔術師の霊が出て行って、普通の「人」に戻ったハルさん。

 

 

イメージング練習を再開します。

ガイドさんへと誘導したときに出てきたのが、「未来のハルさん」でした。

 

 

通常はハイヤーセルフや過去世の人が出てくるので、未来の人が出てくるパターンは初めてです。

 

 

そのガイドに、聞いてみます。


私:なぜ彼女に全然関係のない魔術師の霊が乗り移ったの?

 

ガイド:彼女が甘いから。

 

私:甘いから?

 

ガイド:軸がないからです。

 

 

そうなんですね~。

ご本人もその軸を作るために講座にいらしたのですから、機が熟したということでしょう。

 

 

さて、ここから潜在意識の書き換えの練習に入ります。

 

 

私:そうそう、その前に。

ちゃんと書き換えができたかを確認するために、「筋肉反射」を使います。セルフでできるのは、北向き法、足上げ法などがあります。

まずは北向き法から。

えっと、北を向いて立って下さい。

「はい、そうです」と言うと、体がどう動きますか?

 

 

そう言った途端に、ハルさんの体が乗っ取られたかのように、大きく前にゆら~っと傾きました。

 

 

私:(驚きを隠しながら)今度は、「いいえ、違います」と言ってみて?

 

 

すると、またもや乗っ取られたかのように、大きく後ろにゆら~っとのけぞったのです。

 

 

(こわい、こわい) 笑

動作が大きすぎる。

 

 

私:じゃあ、足上げ法ですね。ちょっと横になってください。両足を揃えて、「はい、そうです」と言って上げてみて?

今度は「いいえ、違います」と言って、上げてみて?

うん、できますね。

 

 

私:これ、椅子に座った状態でもできます。

こんなふうに(とやってみせる)。

最近生徒になったのぞみさんは、片足だけでやっています。

 

 

と説明したあと・・・。

 

 

私:そういえば、(久高島の)ノロの過去世があるって言ってましたよね?

それを先に解放した方がいいですか?

 

 

次の瞬間、

え~っ? うそでしょ?

 

 

椅子に座っているハルさんの両足が大きく上がり、空中で上下に激しくバタバタバタバタ・・・って。

 

 

(そ、そんなばたつかせて。大げさに表現しなくても・・・・笑)

 

 

私:私にもノロの過去世があるの?

 

 

ハルさんの両足がさっと上がり、空中で拍手をするかのようにパンパン! と両足を激しくぶつけ合っています。

 

 

以前、生徒Mさんのガイドは、私が何かを質問すると、さっと両手で「丸」や「バッテン」などジェスチャーで答えてくれましたが、

 

ハルさんの場合はまるで両足のジェスチャーで答えているかのようです。

 

 

私:ふたりはノロの仲間だったの?

 

両足:(止まったまま)

 

私:ちがうんだ~。ふたりともノロだけど、時代が違うの?

 

両足:(止まったまま)

 

私:同じ時代なの?

 

両足:(激しく)ばたつかせる。

 

私:同じ時代なのか・・・。でも、仲間じゃないのね?

 

両足:(激しく)ばたつかせる。

 

私:ふうん。この過去世は、私の罪悪感?

 

両足:(激しく)ばたつかせる。


私:私なのか・・。なんだろう・・・?

 

 

そのとき、「生け贄」という言葉が浮かびました。

 

 

私:あ、「生け贄」?

 

両足:(激しく)ばたつかせる。

 


私:ああ、わかりました。
私はノロでもかなり年配だった。

みんなの上に立つような立場で。
あるとき、島自体が水没してしまうのではないかというような大変なことが起きた。

天変地異かな?
このままでは島が沈んで消滅してしまう。
みんなで一心不乱に祈るけど、状況は変わらなくて・・・。

 

 

そうだ、思い出しました。

6年前、久高島へ行って岬で浄化をしたときに見えたヴィジョン。

 


岬に白い服を着たノロたちが大勢集まり、荒れ狂う海に向かって祈り続けていたっけ。私はその最先端、一番海に近いところで祈っていた・・・。

 


それでも状況は変わらず、島を守るために、私は自分の娘を生贄に差し出したのでした。16歳ぐらいだったと思います。
木に縛り付けているのが見えます。
その先は・・・怖くて見ることができません。

 

 

私:海に投げ込んだ?

 

両足:(止まったまま)

 

私:違うよね・・・。ああ、私、こわくて見ることができない。なんとなくわかるけど。

 

 

すると、ハルさんが泣き崩れました。

 

 

号泣しながら、

「なぜ私を殺したの!」

「殺されたくなかった」

「島の方が大事だったんでしょ!」

 

 

私:どうやって生け贄にしたんだろう? もしかして、心臓を・・・・

 

 

ハル:(私の言葉を遮って)

私の口からは言えない!

恐ろしくて言えない!

 

 

私も見る勇気がありませんでした。



そのときです!

 

突然、ハルさんが「あっ!」と叫んだかと思うと、椅子から立ち上がり、駆け寄ってきて、私に抱きついてきました。

 

 

そして、わんわん泣きながら

お母さん!

お母さん!

お母さんだった!

お母さんだった!

お母さん!

お母さん!

お母さん!

 

10回ほど大声で叫び続けました。

 

「お母さんだった、お母さんだった、私のおかあさん!」って、大声をあげて泣いているのですが……。

 

 

(困った、涙は流れてきますが、胸を揺さぶられるほどの激しい感情は湧いてこないのです)

 

 

隣のビルの人、窓からこれを見ていたら、芝居の練習でもしていると思うだろうなあなんて。

 

 

それでも、私の口を衝いて出た言葉は、

「ノロになんか生まれなければよかった」

「私が死ねばよかった」

 

 

ハルさんは、
「子供の頃から今の実母を、私のお母さんじゃないと思っていた。マサコさんがお母さんだったんだ」と言って泣き崩れています。

(魂が)探し続けていた母親にようやく会えたという感じでしょうか。

 

 

疑問がふたつ湧いてきました。

 

 

ひとつは、なぜ私には彼女ほどの感情が残っていないのか?

 

 

ハルさんが落ち着いたところで、両足に聞いてみます。

 

 

私:もしかして私は長年の間にたくさんの解放をしてきたし、久高島へ行って浄化もしたので、もう薄まっているのかしら?

 

 

両足:(激しく)ばたつかせる。

 

私:やっぱりそうなんだ。

 

 

もうひとつの疑問は、ハルさんが

「殺されたくなかった」
「島の方が大事だったんでしょ!」

と言ったことです。

 

 

3次元ではわかります。

しかし、すべてはシナリオです。

 


私は娘を生け贄にする際、本人にも言えないし、自分も忍びないので、彼女にこっそり眠り薬を飲ませたのです。

眠ったところで木に縛り付けたのですが・・・。

 

 

娘は眠っていても、魂レベルでは何が起きているかを知っていました。
ですから、とても穏やかな顔をしています。

 

 

魂では、こう言っていました。
「私は先に光に帰るけど、あとに残されたお母さんには苦しみが残る。お母さん、頑張ってね」と。

 

 

娘が私を想う気持ちが伝わってくるのです。

 

 

3次元で考えれば、自分の娘を生け贄に差し出すなんて残酷だと思うでしょう。しかし、魂レベルではシナリオを知っています。ましてやノロ(神官)なので、そのようなことを知る能力も持っているのです。

 

 

なぜ今日、この過去世を見せたのでしょう?

 

 

「私より島が大事だったんでしょ?」と言われましたが、もし島が沈むことを選択したならば、「私は何のためにノロに生まれてきたのだろう?」と自分の身を嘆くことでしょう。

 

 

かといって、今回のように島を守るために娘を生贄にした場合には、「ノロなんかに生まれなければよかった」と自分の身を嘆くのです。

 


つまりこれは、どちらを選択しても私には苦しみしか残らないのです。

 

 

このことをハルさんに見せたかったのではないかしら?

 

 

そう言うと、

 

両足:(激しく)ばたつかせる。

 

 

私:ですよね?

 


なぜなら、ハルさんは今後セラピストを目指しているからです。

人間界では、こういう苦渋の選択をしなければならないことも起きるのです。どちらをとっても苦しむようなことが。

 


それでも自分が決めてきたシナリオであり、必要な体験なのです。
その時に自分がどちらを選ぶか・・・。
そういった究極の選択の場面を見せたのでした。

 

 

私:いや~、それにしても、足上げ、すごいですね。あんなにばたつかせる人、初めて見ました! 笑

 

 

ハル:え? みんな、あんなになるんじゃないんですか?

 

 

私:いえいえ、ハルさんだけです。

 

 

 

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