さて、先日レイキ伝授にいらしたAさんの話です。
いつものように、頭頂から光を入れるところからスタトーしようとすると
(あれ? 光が入っていかない?)
まるで頭頂に蓋をしているかのようです。
過去世があるのかしら? と思っていると、上から天女が現れました。
手には巻物を持っています。
経典のようです。
ああ、Aさんは過去世で教祖のような立場にいたことがあって、そのときの後悔が残っているようです。
当時使っていた経典をお使いの者(天女)に託したのでしょう。
天女が紐を解くと、巻物がひらひらと下に垂れてきて、経典の文字がぱらぱらと剥がれるようにこぼれ落ちてきます。
そして、光の粒子に変わって天に昇っていきました。
終わるのを見届けてから再び頭頂に手を当てると、今度は光が入り始めました。
この過去世は今生のAさんの人生に関係しているので、内容を詳しくお伝えし、書き換えました。
このように、伝授をしようとしても、光の通るパイプに詰まりがあるとうまくいかないことがあります。
「詰まり」の正体は、たいてい過去世の「大きな感情」です。
他所で伝授を受けたけれど、うまくレイキを使えないという方の頭頂に手をあててみると、ほとんどの場合、この「詰まり」があります。
Aさんが、
「じゃあ、レイキ伝授って誰に受けるかで違ってくるんですか? マサコさんは過去世が視えるから蓋をとってくれたけれど、もしそういうのが視えない人だったら、そのままやって、伝授しても実際には光が通っていないということもあるんですか?」と質問をされました。
う~ん、どうでしょう?
人にはシナリオがあって、誰のところへ伝授に行くのかも決まっているので、その辺はあまり気にしなくていいと思います。
ちゃんと行くべき人のところへ行っているのではないでしょうか?
その上で、さらに「詰まり」を取る必要があれば、然るべきタイミングで
然るべき人のところへ行くようになっているでしょうから。
ある方の場合は、他所で伝授を受けて、「まだちゃんと光が通っていないからもっと通ってきて」と言われたけれど、自分はもう行きたくないのですが、どうしたらいいでしょう? と。
私が視ると、光はちゃんと通っていました。
「(行くのは)無駄、無駄、無駄・・・」という声も降ってきます。
それでも選択するのはあくまでもご自身です。
同じお料理を食べても、「美味しい」と感じる人、「口に合わない」と感じる人、さまざまな感想を抱くように、レイキを伝授する人もそれぞれに感性が異なります。
私の言っていることや感じたことが必ずしも正しいわけではないのです。
それに、この3次元世界に居る限り、完璧なセンサーを持っている人はいません。
みんな自分が感じたことやキャッチしたことをただ伝えているに過ぎず、それすらもその人が繋がった世界からの情報です。
繋がる世界は人の数だけあるのです。
それに、伝授を受けたからと言って人生が一変したり、自分の波動が急に変わるわけではありません。
レイキで大切なことは伝授を受けたあと、どれだけ使っていくかです。
伝授により、長い間使っていなかった水道管(光の通るパイプ)にざ~っと水を流し、サビを落とし、きれいに使える状態にします。
でも、そのまま使わなければ、またサビついていくでしょう。
毎日お水を流し続けると光のパイプはピカピカに保てます。
さらにシンボルの伝授を受けていますから、さまざまなエネルギーの水を好みで流すこともできます。
毎朝起きたら全身にレイキを被る
もやもやしたら胸に手をあて、光を充電する
飲食物にレイキをかけ、自分の体に合った波動に整える
部屋を浄化する
植物、ペット、ドッグフードなどにもレイキをかける
願望成就に使う
数えあげたらキリがありません。
とにかく使えることはたくさんあるのです。
レイキは宇宙エネルギーですから、使えば使うほど宇宙(波動)と同調する時間が増え、結果的に直感やひらめきが強くなっていきます。
誰に伝授を受けるかよりも、どれだけ自分が使っていくかが大切です。
車の免許も取っただけで乗らなければ生活は何も変わりませんが、どんどん運転して上達していけば、遠出もできるようになり、人生に変化をもたらすことができますよね?
レイキも使っていくことにこそ意味があります。
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