(つづき)
生徒Aさんに何が起きたのか……?
以下が答え。
彼女の身に起こった事は普通では到底考えられない、想像出来ない事なのです。彼女の身は乗っ取られてしまったのです。
彼女の魂はもう彼女のものではありません。彼女は自分の能力以上、魂のレベル以上、彼女のシナリオ以上の事を望むあまりに魂を引き渡してしまったのです。彼女には元々そこまでの能力は無かったのです。
マサコさんが助けられるような事ではないし、彼女自身で引き起こした事なのでマサコさんが気にする必要はないのです。
今マサコさんが気になっているのは、今なら助けられるかもしれないという無意識からきています。
ですが、もう関わらない方がよいのです。
彼女の事が気になるのであればそれを解放して下さい。
私:(ん・ん・ん……?)
なんでしょう、この違和感?
yu(ユウ)さんの自動書記で始めて違和感を感じました。
そもそも私はAさんを助けたいとか、何とかしてあげたいと思ったわけではありません。
こういったことを勉強している者として、彼女の身に何が起きたのかを知識として知りたかっただけなのです。
yu(ユウ)さんに自動書記で降ろしている存在はとても面白くて、私が何かを質問すると、
「マサコさん、先日○○さんにも同じことを聞いていましたね」
「答えはさきほどおふたりで話していた通りです」
など、まるで「盗聴してたの?」っていうぐらい、こちらの状況をお見通しなのです。笑
なのに、今回はあまりも見当違いなことを言ってきたのです。
おまけに、
「身を乗っ取られる」
「魂を引き渡した」
なんて、おどろおどろしいことまで。
私:ねえねえ、ユウさん、乗っ取られるってどういうことかしら?
一体誰に乗っ取られるの? 乗っ取る存在がいるってこと?
「自分の思いが現実を作る」のだとしたら、すべては自分の作り出した概念のはずなのに、魂や体を乗っ取るような別の存在が存在するのかしら?
ユウ:そうなんですよね。私も「魂を乗っ取られる」の意味がよくわからなかったんですよね。確かに自分の作り出した概念のはずですよね。他の存在だとしたら何なんでしょうか。また聞いてみますね。
しばらくして、返事がきました。
ユウ:「魂が乗っ取られる」とは、誰にですか?
ガイド: 自分が自分で作った世界にです。「彼女以外の人」にではありません。彼女が自分で自分の違う世界を作りあげ、その世界に乗っ取られてしまっているのです。他の存在と見えるのも彼女が作り出した存在です。
私:その乗っ取られる仕組み、いまいちよくわからないですねえ。😱
自分の作り上げた世界に乗っ取られる?
ユウさん、わかります?
ユウ:乗っ取られるという言葉自体が何か違うような気もするんですよね。乗っ取られるというより、自分が作り上げたその空想の世界に取り憑かれているという感じなのでしょうか?
私:「シナリオ以上のことを望んでしまった」という事は、本当はそういうシナリオではなかったけれども、自分の意思でシナリオを変えてしまったということになりますよね?
私はいつも「人生にはシナリオがある」と言っているけれど、意思でシナリオが変わるのだとしたら、「自分の身に起きる事は全て必然」ということとは矛盾しますよね?
ユウ: そうなんですよね。シナリオ以外の事を望めば、その(望んだ)現実が出来るという事になってしまいますよね。そうすると「全て必然」ではなくなりますよね。もう一度聞いてみます。
(しばらくして)
ユウ:マサコさん また聞いてみました。朝マサコさんにもらったLINEの「マサコさんがいろいろと質問するのは、私のため」というのが急に気になったので、それも踏まえて聞いてみました。
ユウ:(ガイドへ)少しわかりづらいのでわかるように説明して頂きたいです。
ガイド:そもそも彼女はこのような学びをする必要がなかった人です。
ユウ:シナリオになかったという事ですか?
ガイド:まず、彼女のシナリオにはこの学びをする骨組みは無かったのです。骨組みと骨組みの間の自由意思で選択出来るところから、この学びをする事になりました。
そうだったのですが、彼女は自分には能力があると思い込み、周りもそう思うようになりました。そこから彼女は少し変わってきます。
自分が全て正しいという勘違いから、自分の世界を作り始めたのです。
ユウ:それこそがシナリオではないのですか?
ガイド:違います。
ユウ:では、シナリオとは決まっていないのですか?
ガイド:人生のシナリオの骨組みは決まっています。その骨組みと骨組みの間は自由意思で決められますが、結果的には同じようになります。
ユウ:それなら彼女の辿ってきたものもシナリオですよね?
ガイド: 彼女は違うのです。
ユウ:では、例外があるのですか?
ガイド: ありません。
ユウ:では、なぜ彼女は違うのですか?
ガイド:(無言)
ユウ:あなたは彼女の事を答えられる人ですか?
ガイド:(無言)
ユウ:答えられないのでしたら、答えられるガイドさんをお願いします。
私はタロットで真理を学んでいると、今朝マサコさんに言われました。
もしかして、私は試されているのですか?
(つづく)
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