さて、先日の「レイキティーチャー」講座。
伝授のしかたを説明するときに、「練習台」になる人がいると良いのですが、あいにく都合がつきません。
以前、Yokoさんが受講した際には、Yokoさん宅にいた「くまのプーさん」に手伝ってもらったのですが……。
前日の夜、ふと閃いたのは、これ。
左がウエスト部分。右はズボンの裾を紐で縛っている。
実は田舎の母が認知症で、妹が面倒をみてくれているのですが、
3ヶ月ほど前にこの写真をLINEで送ってきたのです。
自宅にいるのに、自分は旅館にいると思い込み、「帰るしたくをしなきゃ」と、ジャージのズボンにタオルを詰め込んでいる。
ズボンは旅行バッグだと勘違いしているらしい。
妹は嘆いていたのですが、私はこの写真を見たときに、「なるほど!そうすればいいのか!」って。
練習台としてマネキンがあった方がいいのか、人型の風船も売っているらしいと検索をしていたのですが、この手があったか!
で、さっそく作ってみたのが、こちら。
ズボンの中にはタオルを詰めて靴下を履かせる。
上は最初、Tシャツで作ったのですが、顔を作るのに困ったので、パーカーに変えて、フード部分を活用。
「なかなか、いいじゃん!」と悦に入ったものの、等身大の人型というのはなんとなく不気味。笑
しかし、講座ではしっかり役に立ってくれました。
この日の受講生は、現在ミラクルセラピー講座に通って下さっているMさん。
もう3ヶ月ほど経つのですが、Mさんをサポートしているガイドさんがいつも私に「手話」で話しかけてくるのです。
私が、「こうなの?」「ああなの?」と聞く質問に対して、さっとジェスチャーで返事をしてくる。
両手で「はい」の仕草をしたり、バッテンの仕草で「いいえ」と言ってきたり、ときには首を横に振ったり……。
Mさん自体は勝手に体が動くので、自分では何をしているのかわからないそう。
で、この日、私が
「そういえば、最近、甘いお菓子を食べた後に胸がムカムカして気持ち悪くなったことが2回あった。
風邪の初期症状かな? って思ったんだけど、翌朝にはケロリとしている。
これって、何かあるのかな?」
と聞いてみたのです。
すると、Mさんのガイドがさっと両手を挙げて、「はい」と。
「え? 甘いお菓子を食べるなってこと?」
「どこか体に変調をきたしているの?」
と次々に掘り下げていくと、
なんと、豊川稲荷から浄化の依頼がきているというのです。
にわかには信じがたい……。
神社仏閣へ行って、「わー、この神様、疲れてるなあ」と思い、光を送らせていただくことはあるのですが。
「お疲れなの?」聞くと、「いいえ」と首を横に振るのです。
「じゃあ、なぜ浄化するの?」
すると、Mさんが面白いことを言うのです。
「マサコさん、この世界は3次元、4次元、5次元・・・と、すべての次元が重なって存在しているって言ってましたよね?
豊川稲荷のある場所がよどんでいるのでは?」
利便性の良い場所にあるので参拝者も多いでしょうし、来る人はみな「~なりますように」とお願いばかりするので、空気がよどんでいるわけ?
でも、次元は重なっていますが、交わることは決してないはず。
Mさんが「交わりはしないですが、同じ場所なので、居心地が悪いというか、そういうことが起こるのではないでしょうか?」
ガイドが「そうだ」と合図を送ってきます。
なるほど。
3次元がどんどん黒ずんでくると、居心地が悪いのでしょう。
「はいはい、わかりましたよ~。で、どうやって浄化すればいいの?」
すると、Mさんの手がさっとホワイトボードを指すのです。
まるで「あちらです!」と言わんばかりに。
ホワイトボードにはレイキで使う4つのシンボルを書いた紙が貼ってあります。
「レイキで浄化するってこと?」
ガイドが「はい」と。
「へ~! お安いご用。浄化するのは本殿?」
ガイドの手が、「はい」のジェスチャーなので、本殿に遠隔レイキを行ないます。
あれ~!
本殿の中が薄暗いもやで覆われているイメージが視えます。
レイキを送ると、パアッ!と霧が晴れるように明るくなりました。
「こんな簡単なこと! これでOK?」
ガイドが首を横に振ります。
「え? まだ、あるの? あ、神社自体も?」
ガイドが「はい」とジェスチャー。
「えっと、目で光を送ればいい?」
頷くので、神社全体をイメージしながら目でレイキの光を送ります。
「これでいい?」
ガイドが合掌して、「ありがとう」と伝えてきました。
ちょうどよかった。
「Mさん、レイキって、こんなふうに目から光を送ることもできます」と説明します。
これは「上」が教えてくれたやり方です。
対象物をイメージして、それがきらきら光っているとイメージするだけで良いのです。
イメージ=潜在意識の世界=5次元世界
なので、イメージをすると、3次元では見えませんが、5次元的には「行なわれている」からだそうです。
量子学ですね~。
しかし、なぜ私に頼んできたの? と聞くと、
「マサコは気軽にちゃっちゃっとやってくれるから」だそう。
「浄化」と気負うわけでもなく、格式ばって時間をかけるわけでもなく、
「あ、目でいい?」みたいに、気さくにさっと。
ふうん、でも浄化ってこんな簡単なことでできるんだね、と呟くと、
Mさんのガイドがさっと両手で「そう」というジェスチャーを。笑
翌日、あることに気が付きました。
(神様に向かって)
「ねえねえ、いきなりやってきて、浄化をお願いしてやってもらうのもどうかと思うんだ。
人間だって、神社へ行ったったときは、お賽銭を入れるんだよ?
神様だって人間にお願いごとをしたら、お礼をすべきじゃない?
ここは物質界だからね。
通帳に、お礼、入れておいてね」
神様:でも、マサコはお賽銭入れてない。
へへ~っ! 笑
そうだった。
最近は神社仏閣へ行っても、いちいちお財布を出すのが面倒で、お賽銭を入れないときもある。
よく見ているのね~。笑
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