さて、昨日はミラクルセラピー講座(参加はカオさん、Rikaさん、ハナさん)で「サブパーソナリティーの複合セッション」を行ないました。
「複数のサブパーソナリティ」を呼び出して対話をします。
自分の中にはいろいろな側面のパーソナリティが存在しています。
たとえば、ダイエットをしたくても 上手くいかないのは、
「痩せたいと思っているパーソナリティ」がいる一方で、 「食べるのを我慢したくないパーソナリティ」や「運動はしたくない、楽をしたい」パーソナリティが共存しているからです。
それらのパーソナリティが一堂に会し、各々意見を述べると・・・。
自分の潜在意識下で思いもかけない世界が展開されて、生徒さんは大変驚き、おもしろがります。
まずは生徒カオさんから。
カオさんはお酒が大好きなのですが、飲むことに躊躇することがあるそう。
カオ:毎日ではなく、なるべく翌日仕事が休みの日だけ、金曜日と土曜日の夜だけにしようと思ってるんだけど、それ以外の日にも「飲みたいなあ」と思うときがある。
でも、最近は飲み過ぎると体がだるくなったりするから、あんまり飲むと体に悪いし、って思うと、飲みたくてもためらっちゃう。
私:じゃあ、
お酒を飲みたいサブパーソナリティー(Aさん)、
お酒を飲まない方がいいと思っているサブパーソナリティー(Bさん)、
別にどちらでもいいと思っているサブパーソナリティー(Cさん)
を呼び出してみましょう。
潜在意識にアクセスして、まずはAさんを呼び出します。
カオ:セクシーな女の人が出てきました。
私:じゃあ、次に、Bさん、出てきてください。
カオ:お坊さんが出てきました。
私:Cさんも出てきて?
カオ:少年です。
私:まだほかにこの話し合いに参加する人がいそうですか?
カオ:はい
私:じゃあ、その人も出てきてください
カオ:母が出て来ました。
ハイヤーセルフも呼びます。
カオ:髪の長い、男性でも女性でもない人です。
私:じゃあ、話し合いを始めますね。
誰か最初に意見を言いたい人、いますか?
A:(はい!)お酒を飲んだら解放されるから気持ちが良くなっていいじゃん!
B:お酒は特別なものだから、やたらめったら飲むものではない!
A:馬鹿じゃない!
B:(それを聞いて)けしからん!
C:ふたりとも大人げなくて、馬鹿馬鹿しい!
Aさんが「いつも仕事頑張ってるし、自分へのご褒美でお酒を飲んで解放された気分になるんだからいいじゃない」と言っても、Bさんは自分の考えを曲げようとはしません。
ここでお母さんの意見を聞いてみると・・・。
母:体を悪くするほど飲まないでほしい。
私:(体を悪くしない程度に飲めばいいのね?)
ならば・・・・と、「お酒に関してアドバイスのできるガイド」を呼び出します。
カオ:インディアンみたいな人が出てきた。
ガイド:毎日は飲まないほうがいい。
飲もうかどうしようか迷った時は、飲まないこと。
そして、「金曜日、土曜日だから飲まないといけない」わけでもない。
私:適量はどのくらいですか?
ガイド:ワインならボトルの1/2まで。
(注:カオさんが飲むのはワインがメイン)
私:Bさん、このアドバイスはどうですか?
B:まぁ、それならよかろう。
母:それなら安心だわ。
A:オッケー!
私:カオさん、ここまで聞いてみて、どお?
カオ:大丈夫です! (気にしていたことは)そんな大した問題じゃないなと思いました。
ということで無事話し合いは終了です。
私:話し合いをしているパーソナリティが全員自分なわけだけど、やってみてどうだった?
カオ:不思議な感覚~!
私:ほかに気になる事はあります?
カオ:私、なんで「お酒を飲みたい」と思うんだろう?
カオさんのハイヤーセルフに聞いてみます。
ハイヤーセルフ:気持ちが満たされるからだよ。別に飲まなくてもいいけど。
飲みたいときは無理に我慢しなくていいし、ちゃんと自分の適量もわかったから、良かったね~! と思っていたのですが・・・。
この日の講座が夕方に終わり、Rikaちゃんと帰っていったカオさん。
お酒好きのふたりのこどだから、このあときっと飲みに行くんだろうなと思っていたら・・・・。
案の定、夜11時をすぎてからLINEが・・・。
「今までふたりで飲んだくれてました!」
え~っ・・・・?
5時間近く飲んでたの・・・・?
それって、「適量」を守ったんだろうか・・・・ 笑
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