(つづき)
実はこれよりさかのぼること1年前の2017年3月、
卒業生のナナさんが北海道から遊びに来る際に、
「なぜかタロットカードを持って行かなくちゃと思って」
と持参してくれたことがありました。
そのとき一緒に持って来てくれた本に、
・タロット・カードは、本来は占いの道具として作られたのではなく、
一枚一枚のカードに、担当の神様の分魂、分霊がつかわされて宿っていること
・大アルカナと呼ばれる22枚の絵札は、神の天地創造のストーリーを秘密にし、守るための一方法となっていること
・神示の秘密はヘブライに伝わる「カバラ」という神秘哲学に隠されているが、そのカバラの暗号がタロット・カードの図案の一部になっていること
・神の宇宙創造の秘密がタロット・カードに秘められていること
・タロット・カードの絵の中の人物や事物の数などは、数霊、言霊、文字霊の働きと関連があること。
が書かれていたのです。
( 『未来がみえるタロット占い入門』より)
「なぞけん」のときにガイドに聞くと、
タロットカードというのはオラクルカードとは役目が違う。
オラクルカードはメッセージを伝える役目なのに対し、タロットカードは
そもそもが宇宙の仕組みや真理を小分けにしたもの、
つまり1冊のバイブルを大アルカナ22枚のピースにばらしたものだと、
教えてくれました。
(あくまでも私たちの見解です)
ホールのケーキに例えるなら22片にカットしたようなもの。
カットしたことにより、
1片ごとにイチゴが載っていたり、
あるいは、
チョコレートプレートが半分のっていたりと、切り取られた形状によりトッピングが異なってきます。
タロットも同様に、
「宇宙の真理」が22枚のカードにばらされ、記号や図形、数字などによって描かれているらしいのです。
そして、ポイントは、各カードに描かれている人物の「目」。
目に焦点を合わせると、目の奥の「宇宙」と繋がり、必要な情報をゲットできるのです。
ここまで解き明かしたところへ、ユウさんが講座に入ってきました。
そして、この話を聞いた後から、なぜか「タロット」「タロット」としきりに言葉が降ってくるようになり、購入したというわけです。
でも、使い方がわからないので、とりあえず1枚引いて、今現在の悩みについて質問してみたら、なんと、答えを受けとれたと。
驚いて、
じゃあ、もう一回、もう一回・・・・
と次々と続けているうちにがぜん、面白くなってきて、
ついには周りの友人知人たちに
「何か聞いてみたいこと、ない?」
と声をかけ、練習をさせてもらっていたら、
リーディングのスピードがアップしてきたそうです。
それを聞いて、講座中、
「ねえねえ、私もタロットで観て?」と頼んでみました。
昨年の4月のことです。
「いいですよ~」とスマホを取り出したユウさん。
タロットカードを切り始め、1枚を選んだかと思うとテーブルの上に置き、
次の瞬間・・・・
え・えっ・・・?
うそでしょ?
(つづく)
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