(つづき)
いったい、どうしたの?
どうしたの?
曼荼羅を背にして立っているA子さんの顔がくしゃくしゃに・・・。
ぽろぽろと涙をこぼしているのです・・・
私:ど、どうしたの・・・?
A子:(泣きながら)天照大神(あまてらすおおみかみ)から光をもらっていたら・・・・。
天照大神からセントラルサンが出てきて・・・・。
セントラルサンから光をもらっていたら、セントラルサンの中に入って・・・。
辻麻理子さんの本に出てくるような、透明の透き通った空間に、何もない空間のところに・・・、
セントラルサンの中に、真ん中に・・・入って、
そうしたら、
女の人になった天照大神がいて、
「ここまでよく来れたね」って、
「よくがんばったね」って、
今までの過去世からの辛かった経験とか、悲しかった経験とか、ずっとずっと学んできた事を、「今までよく頑張ったね」って言って・・・
経験して、経験して、最後に、自分が生まれてきたここに戻ってきてもらうよう、頑張ってきてもらってたって、
やっと帰ってこられたって。
もう、もう、これからは、
辛い思いや悲しい経験を学ぶ必要は無いから、あなたは、ひ、光ってるだけでいいから、
セントラルサンから出てきた、その光だけで、
もう何もしなくていいから、
周りの人の為にも何もしなくていいからって・・・(泣き続ける)
私:・・・・・・・もう、終わったんだね、よかった・・・・。
A子:天照大神は、セントラルサンの分身で、男でも女でもなくて…。
私:さっきの過去世は、もう解放しなくていいの?
A子:光が出た瞬間に、(そこには)闇があって、
だから、私がセントラルサンから出た瞬間に闇に遭遇していて、
Bさんがそのときの「闇」で、
闇はもともと存在するものだから、
私がセントラルサンから出た瞬間に闇に会っていて・・・。(泣く)
私:そうか!
その「闇」が、彼なんだね。
じゃあ、どうしようもできないことだったんだ・・・。
これはもう「存在」の宿命という次元の話です。
「光」はセントラルサンの中に居る間はずっと「光の世界」にいられるのですが、ひとたび飛び出せば、そこは「闇」の世界なのです。
セントラルサンを出た瞬間、「それ(=闇との遭遇)は始まった」のです。
S美ちゃんが、
「それが始まり」「スタート」と言っていたのは、このことだったのでしょう。
A子:でも、もうセントラルサンに戻ったから……。(これで終わり)
その場にいた全員が言葉を失っていました。
静かな時が流れ・・・。
ようやく落ち着いたA子さんが我に返り、「え・・? なに、これ・・・?」って。
ぽかんとしています。
A子:なんか、去年、高天原神社に行ったときに、「帰って来た」と言われたのと同じ位に、「よくここが分かったね」って。
真ん中は何もない・・・。
透明です、
クリスタルみたいな…。
そう言うと、また感情が込み上げてきたのか、
「びっくりした…。びっくりした…」と泣き始めました。
私:じゃぁ、もう終わりなんだね? 終わったんだね。
もう何もしなくていいんだね、よかった・・・。
ううむ・・・。
やっぱり、Yokoさんの『宇宙時計曼荼羅」、すごいかも!
A子:凄いと思う!
ほんとにすごい!
具合が悪くて、変な怖い想像ばっかりずっとしていて、なんか嫌だな、なにこれ? と思って、そしたら寒気がしてきて、
曼荼羅の前に立って、
「私は今エネルギーの光を宇宙からもらう」って意図して、
「光だ! 天照大神さん、ヘルプ!」て言ってたら、なんかセントラルサンが出てきて…。
ほっとしたのか、A子さんが急に笑いだしました。
私は途中から参加したHikariさんにいきさつを説明します。
私:A子さんが具合が悪いというので、Yokoさんの曼荼羅の前に立って浄化してもらったら?って言って立ってもらったんです。
曼荼羅を前にして立つと、エネルギーがチャージされ、
A子:曼荼羅は特に意識してなかったんですけど、立っていたら、今話したようなビジョンが見えたんです。
天照大神っていうのは、神か何なのかって言う、そういう表現より、セントラルサンのことを神様として表現するとそうなるみたいな、そういう存在です。
私:そうですよね。男も女もないですよね。
A子:ないです。
ただ、私は「女の子」として呼んだので女の子として出てきたけど、別に男性か女性かとか、姉か妹かとか、そういうのはないです。
そう、光のエネルギー体そのものなのだと思う。
私最初にA子さんを見た時からずっと天照大神のイメージが付きまとっていたけど、それは、セントラルサンから来た人だったからなんだね。納得。
A子:ああ・・・・、 (脱力)
私:おわったね…。
さっきの過去世の解放も必要なかったんだね・・・。
彼の問題なんだね、もうどうしようもできないんだ。
A子:闇は闇だから。
私うん、そういうことだよね。
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