(つづき)
Mさんが「目が痒くて、痒くて」と言った瞬間に、「花粉症」と浮かびました。
彼女は花粉症はないと言うのですが、花粉症の症状って突然出たりします。
痒くなった前日は春一番かというほどの強風だったそうですし。
そんな話をしていたら過去世が浮かびました。
西洋の森の中です。
Mさんは当時、小さな女の子です。
花粉症のアレルギーがあります。
目をしきりにこすっています。
家族の中で彼女だけ、アレルギー持ちなのです。
しかも、生まれつきのようです。
生まれつき・・・?
ってことは過去世から?
「過去世の過去世」があるのでしょう。
見に行きます。
イギリスの古い時代です。
お城に幽閉されている女の子が出てきました。
政権争いに巻き込まれ、誘拐されて光がほとんど差し込まない暗い部屋で長い年月を過ごしています。
14才か15才ぐらいのときにようやく救出されましたが、あまりに長い間、暗い部屋に居たため、外的環境に順応できません。
光がまぶしいだけではなくて、肌も外気や風、花粉、紫外線などに対して免疫がありません。
救出後は家族と共に大きなお屋敷で幸せに暮らすのですが、外の光に当たらないよう、窓には遮光カーテンを引き、どうしても外出しなければならないときは特殊なアイマスクを使い、肌も外気に触れないよう、気をつけています。
なるほど・・・。
だから、転生したあと、森の中での暮らしにアレルギー反応がでていたのでしょう。
中間世で、「なぜ暗い部屋に幽閉される人生を体験しようと思ったの?」と聞いてみます。
どんな人生も自分がシナリオを作ってきているからです。
すると、さらにその前の過去世が出てきました。
フランスです。
このときはごく普通の女の子です。
幼なじみの仲良しの女の子がいます。
彼女は盲目なのです。
目が見えないってどんな感じなのかしら?
Mさんはそう思って、次の人生ではそれを体験しようと思ったそうです。
これを踏まえて、幽閉されていた過去世を書き換えます。
不思議なストーリーが出てきました。
昼間は光の差さない暗い部屋で過ごすのですが、夜寝ているときは(夢の中で)明るい屋外で過ごしているのです。
つまり、普通の人と昼夜が逆転した生活を送っているのです。
子供なので、自分の生活がみんなとは違うということに気づいていません。
救出されたあとは、昼間は皆と同じように明るい中で過ごし、夜は暗くなり、眠りにつくわけですが、自分の中では単に昼夜の過ごし方が今までと逆になっただけだと思っています。
ご興味のある方は手に取ってみてくださいね~
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