『過去世診療所』の出版!
昨年の3月にポン!とこの言葉を伝えてきました。
「あ、これが本のタイトル?」
私は仕事で「解放」をやったり、教えたりしていますが、
何を解放しているのかというと、「過去の感情」です。
やっかいなのは、感情は「思い込み」となって、無意識下から私たちをコントロールしてくることです。
それゆえ、誰かに意地悪をされれば、「この人は嫌な人だ」と思い込んで避け、
サバを食べてあたれば、「サバは当たる」と思い込んで口にしないようになる。
しかし、何かのタイミングで、その「思い込み」が変わることがあります。
たとえば、その意地悪な人が親切にしてくれれば、「あ、この人、けっこう良い人なんだ!」と思ったり、
サバを食べて「美味しい!」と思えば、「そっか、以前食べたときはたまたまあたっただけで、本来は美味しいものなんだ」と思ったり。
このように自動的に「思い込み」が変わることがあります。
思い込みが変わると人生が楽になります。
で、実は意図的に「思い込み」を変えることも可能なのです。
「思いこみ」はすべて潜在意識に溜まっていますから、そこにアクセスして思い込みを消去すればよいのです。
消去の方法として使うのは「(思い込みを作った)感情の書き換えです。
私たちは何かに挑戦した際、何度も失敗を繰り返したあとに成功すれば、「やった! できた!」という達成感が得られ、失敗時の挫折感は消えてしまいますよね?
同様に、過去のマイナス感情も新たにプラス感情を体験させることにより消去させることができるのです。
具体的には「イメージング」を使って行います。
人が「イメージ」で見ているのは「潜在意識」の世界なのです。
したがって、イメージングにより潜在意識の中の感情を書き換えることが可能なのです。
こうして、潜在意識のマイナス感情が消えると、そのコントロールを受けなくなるので、人生が好転していきます。
マイナス感情は今生の人生で体験したもの、胎児のときに体験したもの、過去世から持ち越しているものがあります。
いずれも「書き換え」は可能ですが、私は特に過去世から持ち越してきているものに興味があります。
過去に何があったのか、そのストーリーを視るのが面白くて楽しくてたまらないからです。
「書き換え」に関しては、自分の頭で書き換えのストーリーを考えるのではなく、潜在意識に視せてもらうのですが、一体どんなストーリーが出てくるのだろう?とわくわくするのです。
ときには思いもかけない奇想天外なストーリーを視せてくれます。
またあるときには感動で魂が震えるほどのものが出てきます。
何千もの過去世を視てきましたが、ひとつとして同じものはありません。
もちろん、検証はできない世界です。
しかし、過去世を書き換えることで現実の悩みや問題が解決する事例を数多く見てきました。
検証ができなくても、実際に現実が変わったり、心が軽くなり、人生が好転するのであれば、この魔法のような手法を使わない手はないと思っています。
昨年3月、ふとしたきっかけで京都の「晴明神社」(安倍晴明の生家が神社になっている)へ行った際、
境内の壁に展示されている石版に「過去世療法」のエピソードが描かれていました。
それを見たとき、涙が出そうでした。
(つづく)
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