(つづき)
SEN:眷属(けんぞく)では?
私:眷属?
眷属というのは、神の使者です。
SEN:眷属で動物の種類が違ったんだと思う。その人は鹿で・・。
私:(あっ・・・・・・・!)
「鹿」と聞いた瞬間、魂が揺さぶられて思わず涙しました。
遥かなる時を超えて、そのときの感情が蘇ったのです。
そうだ、彼女は鹿だった。
だから、動物の話になったとき、鹿が好きと言ったんだわ。
SEN: 私はそのとき、白狐だったような気がします。
私: 私は?
SEN: マサコさんは蛇だと思う。
私: そうかも・・・! きっと白蛇だと思う。
小さい時から蛇の抜け殻を見ると神聖な気持ちになっていたのは、そういう過去世があったからかも。
私: 眷属だったときに何があったの?
続きを視てくれる?
SEN:ええっと、大きな神様がいて、そこにみんなが眷属でついている。そして、大きな神様の指示で、傘下にいる神様のところへ派遣されて行くんです。たいていは相性の良い神様のところへ行かされるみたい。
あ、Hikariさんもいますね。白い鳥です。
私:そっか、Hikariさんの個展を通じて出会った人だから、当然Hikariさんも当時いたんだね。
で、何があったの?
SEN:派遣先をめぐってもめたんです。マサコさんは自分が行きたい神様がいたんだけど、そこへ行けなかった。選ばれたのは彼女だったんです。
そうしたら、彼女が天狗になって、
「ふん! 私が行くんだからね~!」って。
当時、ちょっと気が強くて意地悪だったみたい。
たまたまマサコさんが行きたかった神様のところに派遣されただけなのに、自分の方が優秀だから選ばれたと思い込んで自慢している。
鹿がお尻をプリプリしながら歩いていく後ろ姿が視えます。
あー、これ、たぶん明治神宮ですね。
書き換えに進みます。
SEN: 派遣先はトップの神様が決めるのではなく、くじ引きになりました。
本当は派遣先はあらかじめ決まっているけど、さもくじ引きで決まったように見せています。マサコさんは行きたかった神社に決まりました。
私: う~ん……。なんだかしっくりこない。
講座のとき、よく生徒さんに説明するのですが、起きることはシナリオで決まっています。つまり、すべては必然なのです。
そして、そのシナリオには自分なりに学びたいことや気づきが埋めこまれています。
ですから、「起きたこと」を「起きなかった」ことにしてしまい、自分の欲していた学びや気づきから逸れてしまうと、魂が満足できないようなのです。
世界はパラレルになっています。
書き換えのストーリーもたくさんありますので、SENさんにもっと別のものを視てもらうことにしました。
すると……。
SEN::神様は鹿がどのような態度をとるのかを知っていたし、蛇が明治神宮へ行きたいのも知っていたので、みんなで話し合いをするように勧めます。
鹿は自ら「私、明治神宮へ行きたいんだけど、いいかな?」と聞いてきます。
上に選ばれていくわけではなく、自らの意思で行きたいのだということがはっきりします。
自分の気持ちをきちんと伝えてきたので、みんなも「いいよ」と同意します。
私:うんうん、それなら納得。
ちなみに……。
鹿の彼女が物件探しに関係はなかったのか、なぜ顔がちらついたのかをユウさんのタロットに聞いたところ……。
「マサコさん、最近様々な人が頭に浮かんでくるという現象が多々起こっていると思います。それは今解放すべき過去世が浮上していると言う事です。
その女性とも解放すべき過去世があります。
オドオドするというのは過去にその女性と上下関係にあったようです。当時マサコさんは辛い思いをしています。その過去世を解放するとわりとあっさりその現象は無くなるでしょう。
物件については他の所でよい所が見つかるようです。その人は物件には関係ありません」
あはは・・・!
先に聞けば良かった~笑
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