さて、先日レイキ伝授を受けにいらした生徒Kさんについて、ちょっと面白いことがあったのです。
Kさんは愛知県在住で、これまで上京の際はいつも新幹線を利用し、品川駅で下車していました。
今回、私が引っ越したため、品川駅よりも東京駅のほうが近くなったので、事前にその旨をお知らせしたのです。
なのに、
「品川からの方が慣れているし、(乗り換えも)シンプルでわかりやすいから」というKさん。
「それだと遠回りで時間が倍以上かかります。東京駅からだと20分ぐらいで来れちゃうし、乗り換えも1回で地下鉄から地下鉄なので(JRや地下鉄を併用するよりも)わかりやすいですよ」と、路線の画像も送ったのですが・・・。
しばらくすると、
「もっとシンプルなのを見つけました」と路線の画像を送ってくるのです。
東京駅から徒歩で地下鉄の駅まで行き、そこから1本です。
確かに乗り換えなしで、一見シンプルなようにみえますが、小さな駅ならいざ知らず、東京駅は広くて出口もたくさんあるので、その地下鉄駅方面出口を探し、辿り着くまでが慣れていない人には大変です。かつ、時間もかかります。
東京在住の私がこれが一番シンプルで早いと提案しているにも関わらず、なぜ違う路線を探すのかしら?
ふと、母親のアドバイスには耳を傾けず、持論を通そうとする子供のような意識を感じ、
「ねえねえ、まるで反抗期みたいだよね?」と言うと、彼女も「あ! ほんとですね! なんでだろう?」って。笑
結局、遠回りだけど、今まで通り、品川経由でいらしたのです。
で、2日目のレイキ練習会の日。
彼女が黒いセーターを着ていることに気づき、
「あれ~? 私の講座に黒を着てくるなんて!」と笑うと、「私、黒い服はこれ1枚しか持ってないんです。マサコさんのブログで黒い服は着ない方がいいってこと知ってるのに、きょう、なぜかこれを着てきたんです」と。
ん・・・・?
路線のときもそうだったけど、なんか変だよね?
敢えて逆らおうとしてる・・・?
すると、同席していたポジティブYokoさんが、「二人の間に過去世があるみたい」って。
あ、そういうことか!
Yokoさんに視てもらいます。
少し前の時代でしょうか。
娘(=Kさん)の進路をめぐって自分の意見を押し付ける母親(=私)の過去世が出てきました。笑
私にも別の過去世が浮かびました。
西洋です。山間の村に住む親子でした。
年頃になって町へ出たいという娘(Kさん)に、この村で結婚してそばで暮らして欲しいと反対する母親(私)。
娘は自分の気持ちを抑えきれず、黙って家を飛び出してしまいます。が、町での暮らしは夢見ていたものとは程遠く、生活に疲れた彼女は家に戻りたいと思うのですが、勝手に飛び出した手前、それもできませんでした。
一方、母親は年老いていくにつれ、自分が一方的に反対したことを後悔していました。一生会えなくなるぐらいなら、娘の意思を尊重し、応援してあげれば良かったと。
このふたつの過去世を解放しました。
生徒さんと私との間の過去世はこんなふうにたまに浮上することがあります。
解放できるタイミングになると出てくるのでしょう。
最初のころは、生徒さんの過去世に登場する「彼女を陥れた悪い魔女」とか、「ひどい裏切りをした人」が自分だったりすると動揺していました。
教える側の立場にいるのに、「悪人だった」過去を暴かれるのは心地よくありませんから。
願わくば、いつも人助けをしていたとか、命の恩人だったとか、そんな役で登場したいものです。笑
しかし、今ではもう慣れっこになっていて、
「どんな人も悪人だったり善人だったり、過去にはいろんなシチュエーションで出会っているのが当たり前なのよ~」と説明しています。
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