(つづき)
書き換えを見にいきます。
小屋の中の「物」たちが、
女の子をかわいそうに思い、
何とか助けてあげたいと、
外の木々に伝えます。
木々がざわざわとざわめきながら、
次々に伝達をしていきます。
と、大きなお屋敷が見えました。
お母さんは室内で
2歳位の男の子を寝かしつけています。
お父さんはテラスで椅子に座り、
ぼんやり庭を眺めています。
その庭の木々にも伝達が届いたようです。
すると、父親の目の前に、
寝ているはずの男の子がふっと姿を現します。
父親は驚き、駆け寄ろうとしますが、
男の子はくるりと背を向け、
森へ向かってトコトコと歩いて行きます。
「待ちなさい、戻りなさい」と声をかけながら
父親は男の子を追いかけます。
どこまでも追いかけ続け、
ついに小屋の前まで来ました。
父親は小屋の中をそっと覗き、
自分の娘を発見します。
娘を救出して抱きかかえ、
男の子を探しますが、
もうどこにもいません。
とりあえず家に戻り、
「娘が見つかったぞ!」と大声で叫びながら
先ほどのテラスから室内へ入ります。
息子を寝かしつけていた母親が
驚いて振り向き、
涙で顔をくしゃくしゃにします。
そのとき・・・!
ベビーベッドで
スヤスヤと眠っている息子を見て、
父は驚きます。
私も驚きました・・・!
だって、眠っている子供は
隣家の赤ちゃんだったのです!
ということは・・・・。
誘拐された女の子は
やはりK子さんの娘さん・・・・?
あ、あ、・・・・・
そうか、
隣の子供とK子さんの娘さんは
過去世で姉弟だったのか・・・。
だから、顔が似ていて、
重なって見えたのでしょう。
隣の子供から、
「お姉ちゃんを助けて」
と私に依頼がきたのだと思います。
あー、驚いた。笑
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