先日は不思議な事がありました。
生徒さんに
「今、私が解放すべき過去世」を
視てもらったときのことです。
日本の古い時代が出てきました。
大きなお屋敷の女の子が私の過去世のようです。
両親が敵に狙われているという情報を受け、
身の安全を確保するため、
知人を通して
庶民の家に預けられたようです。
「迎えにくる」という言葉を信じ、
いつ来てくれるのかなと
心待ちにしながら日々を過ごしています。
その後、両親は殺されてしまうのですが、
養父母はそのことを伝えられずにいます。
そこまで聞いたとき・・・。
感情が蘇ってきました。
私：でも、私、知ってたの。
「あの子、かわいそうに」っていう噂話が耳に入って。
（泣けてくる）
だけど、知らないふりをしていた。
養父母が言い出せなくて困っているのが
わかっていたから。
悲しい感情を隠して、
普通にふるまっていたの。
いつ迎えに来てくれるのかな？
って、私に聞かれたらどうしよう？
という養父母の不安もわかってた。
だから、決して聞かなかった。
大人になって、
わたしの素性を知っている、それなりの身分の人と
結婚したけど、
相手の人も事情は知っているものの、
私の気持ちを推し量って、
両親のことは口にしなかった。
幸せな家庭を築きましたが、
私は自分の感情を誰にも見せることなく、
いつも押し殺していました。
人生の最後までずっと。
生徒さんにこの過去世を書き換えてもらいました。
今度は養父母が苦渋の決断をして、
私に本当のことを告げます。
悲しくて苦しくて
わんわん泣き続ける私を
養父母はしっかりと抱きしめてくれて、
その後も、我が子のように
かわいがって育ててくれました。
さて、過去世を書き換えた後、
「なぜ今日、この過去世が出てきたの？」
と聞いてみます。
生徒さんがリーディングして
「もっと自分の気持ちを抑圧せずに
オープンに出すため」
と言ってくれたのですが・・・・。
なぜかピンときません。
私：ねえねえ、これって、私の過去世かなあ？
生徒：私もちょっと変だなって。
最初はマサコさんだと思っていたんですけど、
途中からあれ？ なんか、違う？って・・・・。
それに、
マサコさんが気持ちを抑圧してるとは思えないし。(笑)
・・・・・ですよね・・・・。
そのとき、私の脳裏には
昨夜、テレビで観た芸能人の方の顔が浮かんでいました。(笑)
いつもどんなときも、
ニコニコと笑顔を振りまいている方なのですが、
辛い時も
苦しい時も、
そんなふうにしてきたのだろうなあ、
自分の感情をずっと抑制して・・・・
と思いながら観ていたのです。
そんな彼女を「ぶりっこ」という人もいるようですが、
私にはそうは見えません。
むしろ裏表がない方のように思います。
子供の頃から
相手の気持ちばかりを優先して、
笑顔で接し、
もしかしたら
自分の感情を押し殺して生きていることにも
気が付いていないのではないかとさえ思えます。
テレビで拝見しながら
そんなことを考えていたら、
とても泣けてきたのです。
脳裏に浮かんだのはその彼女でした。
あれ・・・・？
もしかして、この過去世の人、彼女？
どうもそうとしか思えません。
潜在意識の深い領域では
全ての人はワンネスで繋がっていますから、
私がその方のことを強く意識していて、
それをキャッチした生徒さんが
「私が意識している」先にある過去世を視たとしても、
不思議ではありません。
面白いことが起きたなあ・・・・
とブログに書いていたら、
あ・・・・・！
そっか、私、その過去世のとき
彼女の実母だったのかもしれない！
感情を殺して生きるようになった娘が不憫で
それを「解放」してあげたかったのかも！
今度は「ピン！」ときました。(笑)
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