7日目②
次の場所では・・・。
R子さんが、
絵のそばに展示されている船のパーツを見て、
「あっ、これ、私、見た!」って。
R子:海に沈んでいくときに、
私とTさんの目の前を、
この釘が、バラバラって落ちて行ったの。
船もめちゃめちゃに壊れたらしい。
館内には発掘された人骨もあって、
R子さんが、「何か感じる?」ってママに聞いてきたけど、
これはなんにも感じなかった。
ママ:あと、160センチぐらいの高さの「石碑」があってね、
「ルーン文字」(古代ゲルマン族が用いていた文字)が
刻まれてるんだけど、
上の方に十字架の形があるの。
その十字架に手を当てようとした瞬間、
ママが慌てて「触っちゃダメッ!」って叫んだ。
触ったら大変なことになる!って思った。
でも、遅すぎた。
十字架にぴたっと手を当てたR子さんが振り向いて、
「え? なあに~?」って。 (笑)
私:ママはなんで「だめ」って言ったの?
ママ:それがわからなくて。
この国は途中からキリスト教に改宗した歴史があるから、
それと関係してたのかな・・・?
石碑自体は、奴隷を解放した記念に建立されたものなので、
改宗とは無関係なんだけど、
きっと、十字架が何かを思い起こさせたのだろう。
ふと横を見ると、壁に1枚の絵。
大きな木に人がぶら下げられている。
処刑されているようだ。
気持ちの悪い絵だなあと思って見ていたら、
R子さんが、「あ!これ、私だ!」と言った。
悲しみとか無念さとか何にもなくて、
処刑の時は魂が一足先に体から抜けて、
光に帰って行ったのだそう。
やっぱり、十字架と関係してたのかな・・・・。
ママ:館の中は狭くて、
通常ならさ~っと見て回れば、
20分もかからないくらいなの。
それなのに、ママとTさん、R子さんは、
展示物や、絵の前でいちいち立ち止まっては、
当時を思い出したり、懐かしんだりするものだから、
全部見て回るのに2時間ぐらいかかった。(笑)
そして、ようやく出口付近まで来たとき・・・。
ママが、次々と画像が映し出されるパネルに気付いた。
映っているのは、博物館の内部のようだ。
R子さんに聞くと、
画像は別の場所にある考古学博物館のものだとか。
そこが、このバイキング博物館も運営しているらしい。
ママ:だから、「こちらにもぜひ来てね」って、
宣伝パネルを設置してたわけ。 (笑)
で、何気なく見ていたら、
1枚の画像にパッ!と類人猿が映し出されて、
その人が、ママに
「明日、来るよね?」
って話しかけてきた!
ママ:(え~っ?)
急いでTさんとR子さんを呼ぶ。
ママ:明日、来るよね?って言われた~!
二人は動じることなく、
「そうなんだ~。 じゃあ、明日、行かなくちゃ!」
2時間近くかけて、バイキング時代の解放をたくさん行った。
ママ:たぶん、
あの絵に関わる(状況の)解放が
とても大きかったんだと思う。
そして、その通りだったのだ。
ママが帰国して3日後に、
R子さんの知人W子さん(この国に在住している)と
日本で会うことになるんだけど、
事の成り行きを何も知らない彼女が、
過去世リーディングで
このときの過去世をピタリと言い当てたのだから!
ママ:その話は、また後日ね。(笑)
(つづく)
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