受けられたクライアントさんの話です。
事前に
「テーマ（何についての過去世を視るか）は
何にしますか？」と聞いたときは
過去世リーディングにとても興味があり
学びたいと思っていて、
なぜこんなにも興味があるのか知りたい、
とのことでした。
ところが、当日になると
実は迷っています
・・・と。
上記のほかに
娘さんのこと、
仕事のこと、
３つのうち、どれにしようか、
決めかねているというのです。
直感で決めて下さいというと
じゃあ、「娘さんへの心配」にしますと。
何が心配ですか？と聞くと
今、大学生なのですが、
今後ちゃんとやっていけるかしら、
道を踏み外したりしないかしらと
かなり漠然とした心配なのだそうです。
とりあえず、リーディングします。
少し前のヨーロッパで
同じように母親と娘だったときの
過去世が出てきました。
このときも心配性の母親でした。
で、書き換えたのですが
ご本人はあまり腑に落ちない様子・・・・。
娘さんには娘さんの
人生のシナリオがあるのですから、
それを心配するよりも
「信頼」してあげることの方が
大きなサポートになるのですよ、
という話をしていた、
そのときです。
今の娘さんが
メッセージを送ってきました。
「自分を信じてね
」って。
母親に対して
「自分のシナリオを信じてね」
と言ってきているのでした。
「よく”自分を信じる”という言葉は聞くけど、
”自分のシナリオを信じる”というのは
初めて聞きました・・・・」
とクライアントさん。
私もセッションや講座で
よく申し上げるのですが、
どんな人も
生まれる前に決めてきた
人生のシナリオがあり、
まるで映画の脚本のように
山あり谷ありになっています。
ある人は
アクション映画のように
ハラハラドキドキ
面白ろおかしく作っていたりもします。
そして、人生というのは、
あらかじめ自分が作って来た脚本の
主演俳優を演じながら
次々と展開される場面を
進んでいるにすぎません。
ですから、
今立ち止まったり、
悩むことがあったとしても
脚本では必ず次の展開へと
進むことになっています。
今が「谷」であれば、
次は「山」へ向かって
登り始めるようにできているのです。
だから、それを信じてね、と。
クライアントさんが
「ああ、今の私に必要なメッセージでした」と。
なるほど・・・。
それゆえ、直前になって
テーマを変える必要があったのでしょう。
潜在意識って本当にすごいなあと思います。
無意識の領域では
今の自分にとって何が必要なのか、
ちゃんとわかっているのですから。
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