(つづき)
まだまだご紹介したい箇所がたくさんあるのですが、
この辺にして、
最後に、「夫婦」に関する記載を
抜粋させていただこうと思います。
配偶者への悩みを抱えている方も多いので、
なんらかのお役に立てるかもしれません。
以下・・・・・
私の扱った多くの結婚のトラブルには、
次の2つの特徴が共通してありました。
第一に、
まさに「割れ鍋に綴じ蓋」で、
みなそこそこ釣り合っています。
けれども、互いに
結婚当初は自分と違うところが魅力だったのが、
どちらも自分の土俵にあげようと争っていることです。
相手が自分と違うことに
許せなくなっているという状態です。
生活を共にしていく中で、
自分にない相手の特性は、便利に使い、
すぐに当たり前のことになり、
無意識の中に見えなくなってしまいます。
つまり、美味しいものはさっさと食べて、
お腹の中に入ってしまうというわけです。
そして今度は、
相手が自分でないことに腹が立ってくるのです。
原点を忘れ、
チームで活動しているという意識が欠如しています。
たとえば、
おしゃべりな妻は無口な夫に不満を持ち、
倹約家の夫は妻の浪費癖に眉をひそめるという具合です。
出会った当初は、
静かに話を聞いてくれる人が欲しかったり、
自分ではできない楽しい世界を知っている人が
新鮮だったりしたのにです。
互いに補うもの得て、
それだけで自分の全体性を得たと思ってしまっています。
あまりに役割分担が行き過ぎると、
「あの人がいると便利」というだけの
淋しい話になってしまいます。
・・・・・(略)・・・・
第二は、
どういう時期に出会ったかで、
自分のエネルギー、運気の低い時に出会った場合は
なかなかうまくいきません。
自分がその苦しい状況を脱出しようとして、
取りあえず選んだというのであれば、
相手にとって失礼な話です。
その時が過ぎてしまえば、
「はい、ご苦労さん」と
終わりにすれば良いというものではありません。
子供がいたりすれば、もっと大変です。
もっとも、
救ってくれて有難いと言う感謝の気持ちを忘れなければ、
それはそれでうまくいきます。
けれども命の恩人ででもなければ、
そういうことは稀です。
多くの不幸な出会いは、
どこかに自分のために出会うという計算があるものです。
それは出会いの将来に必ず影を落とします。
自分が幸せの出会いをしたいと思うのなら、
今挙げた2点は常に頭に入れておいて欲しいと思います。
結婚だけでなく、
人間関係の全てに適用できます。
・・・(略)・・・
キャリア発見や表現の根底には、
今生だけでない自分の「道」と言う考えがなければなりません。
前世から来世へとつながる道の上を私たちは歩いています。
前世からやり残した宿題を一つ一つ終え、
心を何度も空っぽにし、軽くなっていきます。
そのような中で人と出会います。
バランスは何世超えて続きます。
セッションの中で、
「夫が私を認めてくれない」
「私に優しくしてくれない」
等という不満を聞いたときに、
「では、あなたはご主人を認めていますか?」
「あなたはご主人にいつも優しい言葉をかけているの?」
と尋ねると、
たいていは「いいえ・・・・」という返答が
返ってきます。
この世の法則は、どうやら
「発振が先」のようですので、
まず、自分が先に
相手を認め、
相手に優しくしてみると、
状況に変化が生まれるようです。
テレビのリコモンで
8チャンネルをピッ!と押したら、
モニターには8チャンネルが映るのです。
あなたが優しくしてくれたら
私だって優しくできる、
というのは、
自分は変わらず、
相手を変えようとしているので
土俵が動きません。
まずは自分が発振してみる、
シンプルだけど、これが原則のようです。
すると、
発振したことが同じ周波数同士で共振・共鳴して
ブーメランのように
自分に戻ってきます。
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