(つづき)
そのエネルギーを呼び出して
理由を聞いてみることにしました。
本来ならR子さんの中にいるわけですから、
彼女を誘導して呼び出すのが普通ですが、
いままでの(はぐらかされた)経緯をみても
それは難しいだろうと思われたので、
Y子さんにお願いをします。
つまり、Y子さんを誘導して、
R子さんと同居している別人格と
話をしてもらうのです。
ドクロのお面をかぶった男性が出てきました。
彼の口から
なんとも摩訶不思議な話が・・・。
R子さんが生まれる前から
ある噂が飛び交っていたというのです。
近々、すごいエネルギーが宇宙からやってきて、
このお寺の子供として生まれてくるらしいと。
先祖代々、
ずっとお寺を守ってきたエネルギーのリーダーは
思い出しました。
以前、他のお寺で同じようなことがあったのを。
その子供が生まれたことにより、
お寺は荒廃してしまいました。
今回、自分たちのお寺に
同じことが起きようとしている・・・・
これは何としても、阻止せねば。
お寺のエネルギーのひとりが
「私がその子の中に入って、
盾となりましょう」
そして、
R子さんが生まれた瞬間から
彼女の中で
力を封じ込めるよう、
コントロールをしていたというのです。
「彼女を潜在意識下に誘導して
いろんなことを聞こうとすると、
いつもはぐらかされていたのは、
あなたのしわざ?」
「そうだ。
都合の悪いことはすべて阻止してきた」
ああ、だから・・・・
サイキックなR子さんが
今後どういう仕事をしていくのかとか、
どのようにその力を使っていくのかとか、
どんなにアプローチを変えて聞いても、
わけのわからない答えになっていたのか。
リーディングだって
チャネリングだって
お茶の子さいさいで出来る彼女が
いざ高次の存在に繋げた時だけは
まるで別人のような答えをするので
おかしいと思い続けてきたんだけど。
そう、以前にも同じようなこと がありました。
誘導するとちぐはぐな答えばかりが返ってきて、
なんか変だな?と思うときは、
その人とは別のエネルギーが
同居しているような感じを受けます。
このようにして、
前回の講座で、
R子さんの中にいるエネルギーの
正体がわかりました。
そのエネルギーと
対決をしなければならない、
それを今回の講座で、
と私は決めていました。
Y子さんにもその旨を話し、
再び同席をお願いしていました。
お寺のエネルギーからは、
「得たいの知れない力を持つR子さんに
お寺を乗っ取られてなるものか」
と言う気持ちが伝わってくるのですが、
「そもそもなんで乗っ取られるって思ったの?」
と聞いてみると、
「それはその・・・、
以前、別のお寺が荒廃するのを見たから」
でも、荒廃の原因が、
そのお寺に生まれた子供と
因果関係があるか否かは
定かではなく、
あくまでも、
「そうだったんじゃないか」
という噂にすぎないようです。
その噂を信じ、
みんなを指揮統括しているのは
リーダーですから、
「その人と話をさせて?」
とお願いします。
Y子さんが、
「彼はマサコさんと話したくないって言ってます」
「でもね、あなたもね、
今のこの状況、わかってるでしょう?
このままではどうにもならないってことも。
ね? だから、話をしなければいけないんですよ。
あなたはリーダーなんだから、
逃げてるわけにはいかないでしょ?
さあ、3つ数えるから出てきてください、
3,2,1」
すると
仁王様のような人が出てきました。
(つづく)
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