(「え?私の過去世じゃないの?① 」のつづき)
昨日のお昼は泣きっぱなし!
まさかの出来事で・・・・。
ミラクルといえばミラクルだけど・・・。
U子さんは仕事の休みをとって昨日から熊野古道へ。
お昼ぐらいに、
「今日出発ですね、気を付けて行ってきてね」とLINEをすると、
彼女はすでに現地に到着していました。
で、私が数か月前に解放してあげた過去世が浮かんできたと。
「あら?じゃあ、その地に呼ばれたのかしら?
やっぱり必然で行ったのね」なんて
お気楽なことを言っていた私。
その返信を読んで動揺・・・・。
「薬を届ける途中で死んでしまった過去世です」
ん?
なんか、そういうの、あったような・・・・・
父親(U子さんの過去世)が病気の娘のために薬を手に入れ、
それを急いで持ち帰る途中、山越えで滑落して、
届けることができなかった・・・・・・
娘は薬を待ちわびたまま、亡くなってしまう・・・・・・という。
え・え・え~?
涙がぼとぼとでてくるんですけどお・・・?
そこへ写真が届きました。
U子: 絶景ポイントです。
この景色を見たら、もう涙があとからあとから溢れてきます。
胸が苦しくなるぐらい・・・・
な・なんで・・・わたし・・・・泣いてるの・・・?
泣きながら「なんで?なんで?」と。
しようがないから、リーディングしてみます。
「ごめんね、
私、助けられなかった・・・・」
っていう思いがこみあげてきました。
泣けて泣けてしかたがない。
それをLINEで送ると、
U子さんが「鳥肌です」と。
じゃあ、やっぱり真実なんだね・・・・。
すかさず、写真が届きます。
U子: 高原熊野神社です。
う、うわあ~!
涙がピークです。
こ、これって、彼女じゃなくて、私に解放が必要なのでは・・・?
過去世を視に行きます。
ああ・・・・
わかりました。
当時、私は修験者だったのです。
あるとき、山の中で滑落して息も絶え絶えの男性を見つけ、
介抱します。
彼は重病の娘に渡さなければならない薬があるといって、
それを届けて欲しいと私に託したのです。
けれども、彼がどこの誰なのかがわかりません。
気になりながらも、薬を届けることができませんでした。
そのことが一生私の心残りとなりました。
その人生が終わって魂の世界に戻った時、
娘さんが薬が届かなかったために亡くなったことを知り、
大変ショックを受けます。
彼をなんとか助けられたならば・・・・
あるいは私が代わりに渡すことができたならば、
せめて娘さんだけでも助けられたのに。
そのときの感情がよみがえってきて、
涙が止まらないのでした。
(つづく)