まるで禅問答のような話ですが・・・。

S子さんのレイキ伝授のとき。
始めるやいなや、
袈裟を着た僧侶が現れました。
チベットのようです。
S子さんの過去世なのでしょう。
彼は生まれつきの霊能者です。
修行をしていますが、悩んでいます。
「みんなは悟りを得たくて修行をしている、
それは己のためであって、
己が悟りたいから、
無の境地にいって、その感覚を味わいたいからだ。
自分は違う。
悟りを得たい、という目的が。
出発点が違うのだ。
自分にとって、真理の探究の行き先は、
世のため、人のためであって、
己の悟りのためではない・・・・」
彼は葛藤を抱え、苦しみ、
ついに、高い崖の上から身を投げてしまいます。
中間世へ行った彼は、後悔します。
その葛藤を乗り越えて、真理に辿り着くことこそが
人生のテーマだったからです・・・。
書き換えを視にいきます。
崖の上に立ち、今まさに飛び降りようとしていると、
ふいに、誰かが肩をとんとん!と叩きます。
いつのまにか、隣に老人が立っていました。
老人は、
「霧が濃くなってきたから、ここは危険だ、さあ、行こう」
と、彼の手を引いて歩き出します。
山の中の質素な小屋に着くと、差向いで座り、
「さあさあ、どうぞ」と杯を差し出します。
「修行の身ゆえ、酒は飲まぬ」と、彼が断ると、
「そんな固いことを言わず、さあさあ・・・」
彼: いや、飲めぬ。
老人: これは酒ではない、水だ。
彼: でも、酒の匂いがする・・・。
それでも、「さあさあ・・・・」とせかされ、
ためらいながらも、恐る恐る飲んでみると・・・・。
彼: やっぱり酒ではないか!
老人: いや、水だ。
彼: 酒の味がする!
老人: では、目をつむりなされ。
彼が目を閉じると、
老人は、酒に向かって何やらシンボルを大きく描き、呪文を唱えます。
老人: 目を開けて良いぞ。
もう一度飲んでみなされ。
彼が杯にそっと口をつけると・・・。
彼: あ!水になっている!
老人: さよう、これは酒でもあり、水でもある。
老人は、そう言ってにっこり笑うと、
「一晩ゆっくり休むがよい」
彼は小屋に泊まります。
翌朝、目が覚めると・・・、
はっと我にかえり、驚きます。
彼が居るのは、先ほどの崖の上でした。
時間にして数秒ぐらいしか経っていません。
彼は考えます。
はて、なぜ酒が水になったのだろう
その疑問をもったことで、彼には生きる目的ができたのでした。
そのときの人生では、答えには辿り着きませんでした。
でも、今生ではわかります。
量子力学です。
水も酒も素粒子ですから、変換しただけです。
これからは素粒子のことを知る世界。
それを伝えるために、
レイキ伝授でこの過去世を見る必要があったのだそうです。
「レイキでやっていることも、すべて量子力学。
素粒子の振動数を変えている。
それが原理」
そんなメッセージがきました。
そして、
なんと、その老人は、私でした
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