「じゃあ、最初に私が見本をやるね~。誰か希望者はいる?」
で、「はい!」と手を挙げたのが、Wさん。
テーマは、
「人前で話すと緊張する」
1対1なら平気なのだけど、相手が複数になると、緊張するのだといいます。
早速、A: 緊張する人、
B: 緊張しない人、
C: どちらでもない人、を呼び出します。
ほかに誰かいますか?と問いかけると、
紺色のスーツを着た紳士が出てきました。
この紳士は、先生のような、みんなのまとめ役なのだそうです。
まとめ役には、ハイヤーセルフを常駐させておくので、必要ない気もしたのですが、
後になって、実はこの方がとても重要な存在だったとわかり、一同、驚愕するのです。
これだから、潜在意識の世界は面白すぎる(笑)
会議をスタートします。
Aさんに、「どうして緊張するの?」と聞いてみました。
A: みんなが(私を)見るのがこわい。
B: 私は、みんなに見られると嬉しい!
A: え~っ? 考えられない・・・・
C: どっちも「見られてる」ことには変わりないから、別にいいじゃん!
紳士: Aさんはどうなりたいの?
A: みんなに見てほしいけど、(みんなの)目線が刺さるのがこわい。それを何とかしたい。
紳士: 気にしなきゃ、いいじゃん!
A: 気にしないようにしても、こわい。
B: 私は、こわいとは感じないなあ。
みんなに「見てほしい」というより、自分からみんなの方を「見る」ようにしたら?
A: そっか、そういう考えもあるのね・・・。それでも、無理かも。
そうしたい気持ちはあるけど・・・・、やっぱり、無理。
見られると、攻撃される気がする。
「人の目線が刺さる」 「攻撃される気がする」という言葉が出た時点で、原因は過去世だなと見当がつきました。
私も、以前、「人前で話すと緊張する」のを解放 したことがあります。
目には「魂」が宿ります。
それゆえ、「目は口ほどにものをいう」ということわざがある通り、
目線を見れば、相手の気持ち(本性)が伝わってきてしまいます。
そして、目に宿る「力」はとても強いので、記憶としても残りやすいようです。
ヒプノセラピーのセッションでも、過去世を観たときに、
「その時の相手の目が焼きついて忘れられない」という事例が多く出てきます。
Wさんの過去世を見に行ってみました。
(つづく)