友人Hiroさんの10分間セッションのときのこと。
最後に、まだあと1分半ぐらいあるからどうしようかな~と思っていると、突然、Hiroさんが飼っている猫ちゃんの姿が浮かびました。
「あ!猫ちゃんが出てきたよ!」と言うと、Hiroさんも嬉しそうです。
しかし、次に見えた場面を言っていいものかどうか、迷いました。
猫ちゃんが布団の上であおむけにころんとひっくり返り、両手足を思いっきり伸ばして、こう呟いているのです。
「今日はママ(Hiroさん)がいないから、じ・ゆ・う・だ~っ!!」
(画像をお借りしました。こんなイメージです)
私は、Hiroさんにおそるおそる聞いてみました。
「あのぉ・・・・・、家にいるとき、猫ちゃんにけっこう、かまってる?」
「うん!」
Hiroさんはにこにこしながら答えます。
「抱きしめて、顔を寄せてすりすりしたりしてる」
あああ・・・、そういえば、我が家に来た時も、うちのワンちゃんに同じようなことしてたなあ。
ワンちゃんのふさふさした毛に顔を寄せてすりすりしながら、「もしゃもしゃ~っ!」とか叫んでた。
(Hiroさんがおかしな人という意味ではありません。(笑)
ときどき、こういう子供っぽいことをする、明るくて愉快な人なんです)
私は思い切って、「猫ちゃんが自由を満喫している姿が見える」と伝えました。
Hiroさんは笑い転げていました。
「猫ちゃんは自分から抱っこをせがんでくることもあるのに」、と彼女は言っていましたが、猫ちゃんの気持ちを代弁すると、
自分の意志に関係なく、Hiroさんが自分の気の向くときにいつでもいきなり抱き上げて顔をすりすりしたりしてくることに、ちょっと抵抗を感じるときもある、ということでした。
それでもHiroさんのことが大好きなので、我慢しているのだそうです。
だから、今日みたいにHiroさんがお出かけしている日は、ひとりのびのびと自由を満喫しているのでした。(笑)
でも、考えてみれば・・・・・。
私も、うちのワンちゃんに同じことをしていました。
「かわいい~、かわいい~」と言いながら、ワンちゃんの黒い顔に頬を寄せてすりすりすると、その行為をじっと耐えているワンちゃんの目が視界に入ってくるのです。(笑)