12/15(日)は毎月1回のゲシュタルト療法の
勉強会の日。
横浜で開催するゲシュタルト療法勉強会だから
愛称は「はまゲシュ」。
はまゲシュについてはこちらをご覧くださいね。
さて、今回のテーマは
「トップドックとアンダードック」
ゲシュタルト療法では、
心の中に2つの声が存在すると考えます。
それが「トップドッグ」と
「アンダードッグ」です。
心の中の葛藤の様なものと
捉えていただければ。
ざっくり言うと
■トップドックとは
社会的規範や正義、ルール重視、
社会的な期待に従うように
(自分に)命令します。
絶対と信じている基準を
(自分に)押し付けます。
・こうあるべき
・これをしなければいけない
■アンダードックとは
トップドッグの厳しい命令に反抗したり、
言い訳をしたり、
防衛的な態度をとる傾向があります。
・無理
・できない
■例)会社勤めの方、こんな葛藤ありませんか?
「この資料、今日中に仕上げなくちゃダメでしょ!責任を果たさなきゃ!」
→トップドッグの声
「でも、今日は会議が連続してたから疲れたし、無理しても集中できないよ…」
→アンダードッグの声
トップドッグは
「成果を出すこと」を大事にして
アンダードッグは
「自分の体と心を守ること」を
優先してるのです。
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このトップドッグとアンダードッグの対立は
「完全主義 vs 現実逃避」であり
頻繁に起こります。
対立することで、
私たちは行動の停滞が起こります。
単に行動が滞るだけなら良いのですが
(良くないですが💦)
深いレベルで心理的ストレスや
自己否定感を生み出してしまいます。
そちらの方が辛い💦
どんな心理的ストレスが起こるか、
詳細は、はまゲシュ勉強会でお伝えしますね。
その心理的ストレスになる
トップドックとアンダードックの対立を
解消するためには
幾つかのアプローチがあります。
■気づきと観察
<トップドックとアンダードックの声に気付く>
それぞれの主張を観察することで
対立を客観的にとらえることが出来る。
■内面的対話を促進、統合
<トップドックとアンダードックのバランスを活かすことを目指す>
トップドックの規律性、
アンダードックの柔軟性を
バランスよく生かして
現実的な行動をとる練習をしていく。
例)完璧を求める→小さな一歩を進める
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誤解しないでほしいのは
トップドックとアンダードックは
どちらが悪い、良いということではないこと。
ワークを通じて、
トップドックとアンダードックそれぞれの
意図や背景を理解し、単なる対立を超えた
新しい視点を得ることが重要です。
今月のはまゲシュは
トップドックとアンダードッグの概念を
小一時間学び、
そののちワークを行います。
時々みなさまに
「ワークの内容は
その月のテーマに沿ったものでないとダメですか?」と
聞かれますが、
どちらでも構いませんよ。
12月だったら、
トップドックとアンダードッグ(心の葛藤)でも
いいですし、そうでないテーマでも大丈夫。
テーマが特になくても問題ありません。
その時に気になっていることや
日頃のモヤモヤでも良いのです。
なんなら、
「悩みがありません」というワークを
したこともありました(๑˃̵ᴗ˂̵)
テーマが限定されないのも
ゲシュタルト療法ワークの面白いところ。
ぜひはまゲシュに遊びに学びに
いらしてくださいね。
お待ちしております。
12月の講義は今井が担当します。
自分のうちなる声が
モヤモヤを引き起こしている、
いつもそんな葛藤で疲れてる方は
ぜひお出かけください。
初めて心理学に触れる人にも
分かりやすく優しい勉強会です。
お申込みはこちらからお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScWD_LsLWYDj6-TVnNgs0zZuwFA9kxw8pf6Gv_PzpfdFGcYrw/viewform?usp=send_form