止まる体力がない | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。


高齢者が運転する車の事故が

度々ニュースになってますが、

どうも車だけじゃないような気がします。


自転車とか、スキーとか、歩行とかでも、

共通する高齢者(男女問わず)の特徴に、

一時停止しない!

ケースが散見されます。


ただ止まるだけなのになぜできない?

って思うじゃないですか。


マニュアル車を想像していただくと

わかるかもしれませんが、

止まるとき、

再び動き始めるとき、

エネルギーを使うんですよ!


言ってしまえば手抜き運転なんですが、

根本的に

止まる体力がないんです。

(筋力、持久力、集中力など含めて)


スピードを出すのは

一見アグレッシブに思えるのですが、

その正体は重力とかエンジンの力なので

実は体力なんて不要なんです(笑)


ちびっ子スキーヤーが弾丸のように

かっとんでいるのをゲレンデで見かけて

「元気だな~」

なんていうのはとんだ勘違いで、

その大半は

制御する筋力(と技術)がないという

ことに気づいてあげるといいですね。


そう考えると、

どこぞで囁かれた

「老人力」とか「自然で楽な」

とか恐ろしい言葉だったりします。


かくいう自分も、

止まる体力がなくなったら、

スキー道具を処分&免許返納です。

「自分は大丈夫」とかあり得ません。


少なくとも

オフに登山とはいかないまでも

何かして鍛えるとか、

自分の体力低下をわきまえた滑りを

していこうと思います。


礼。