資格になるか死角になるか | *

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↑『ゆきのひとつぶ』と読みます

礼。


たまには飲み会ネタでも。。。

同業者集団の飲み会に行くと、
基本的に私は最年少なので、
先輩方があっちで呼びこっちで“小僧”を呼び、
ありがたい話をいろいろしてくださいます。
そして、言いたいこと一通り言ったら
代行を呼び出して帰ってしまうので、
お開きも早い不思議な飲み会です。

で、たまに本当にありがたい話もあります(笑)


資格というのは、
有資格者本人と有資格者を利用する人がいて成り立つものです。

もちろん、資格を取るには、
それ相応の勉強が必要になります。

そして、資格を取って勉強が終わるわけではなく、
常にスキルを磨き続けなければなりません。

資格固有のスキルはもちろん、
社会人としての基本的スキルも、
試験範囲外だからと手を抜くことはできません。

そのあたりを疎かにして、
資格の権威だけに目がくらむと、

その瞬間に、

資格は死角へと化すわけでございます。


有資格者になると、資格よりも能力を見られます。
それもかなりシビアに。

消費者は、有資格者を利用するに当たり、
役に立たないとわかれば、
容赦なくポイします。


もっと厳しい場合、
「下手に資格なんて持っている奴は」
なんて言われちゃいます。


一見冷たいことのように思えますが、
厳しく見られることは有資格者にとっても、
スキルを磨き、やりがいを倍増させる
いいきっかけになります。


下世話な表現をすると、
そういう厳しいに言葉こそ、
ライバルに差をつけるヒントが隠されているのです。


これ以上生々しい話をするつもりはありませんが、


スキーで言うと、資格だけ見られて

「あの人は指導員だから優れたスキーヤーなんだ」

と言われることよりも

実際に滑りやゲレンデでの行動を見られた上で

「あの人は素晴らしいスキーヤーだな、さすが指導員だけある。」

と言われる傾向にあるという感じです。



で、スキーの話から元の話に戻しますと、

「オレの言うことを聞け!」
なんて言う暇があったら、
黙っていても言うことを聞きたくなるような
スキルを磨けばいいんだと思います。


と自分自身に言い聞かせる今日この頃であります。

“勉強”って考えると辛くなりますが、
一種のゲームと考えるとやりがいも出てきます♪


礼。