PN:ぽむ 男性
これは私の祖父から聞いた話です。
祖父がまだ12歳の頃。
満州開拓移民として幼少期は満州にて過ごしていたそうです。
ある日薪を集めるために集落の近くにある山を登り薪集めをしていると山の木々の間から黄色い光が射している事に気が付いた。
太陽とは逆の位置にあるので不思議に思いながらも妹を背負いながら光の正体を確かめに近づいてみたのですが、行けども行けども中々光にはたどりつきません。
しばらく歩いていたのですが少し開けた原っぱに出ました。
見上げると光は大きな円柱を横にしたような形で光っており原っぱの上空にて佇んでいます。
見た目的にもただ黄色く光っているだけで他に何も無かったそう。
そして一瞬強風がブワっと吹いたかと思うとまるで昔のアナログテレビの電源が切れた時のようにプツンといなくなてしまいました。
あっけに取られていると妹が泣き出したので我に返り下山。
あれは宇宙船だったと生前まで祖父は言っておりました。