『ミッキーのミニー救出大作戦』感想。具現化したディズニー・マジック。 | まじさんの映画自由研究帳

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コレは事件だ!ディズニーが、ミッキーマウスを主演にした新作アニメを作ったのだ!しかも初の3D作品で、3Dの良さを存分に引き出した傑作短編アニメである。

ミッキーマウス主演の正統な短編アニメは『アルバイトは危機一髪』以来、18年振りとなる。スクリーンで、ミッキーマウスを見たのは、特別出演していた『ロジャー・ラビット』以来ではなかろうか?アイツ、肩書きが映画俳優のクセして、18年も映画に出ていなかったんだよ!オイラはこの15年間、ミッキーマウスをスクリーンで描かないディズニーを批判して来たが、最高の形で結実したのである。

『蒸気船ウィリー』を彷彿とさせる、クラシックな演出と、最先端映像の融合。当時の子供たちがモノクロのアニメを見ながら夢想したであろう、銀幕の裏側を溢れるイマジネーションで、見事に描いている。まるでディズニー・ランドのショー・アトラクションをライブで観ているかの様な臨場感を生み出した。

アニメを観ているのに、臨場感があるのだ!まさにディズニー・マジック具現化だ。そう、これは映像化ではない。具現化なのだ!

この革新的な映像体験は、劇場で3D鑑賞する事で、初めて体験できる。『アナと雪の女王』のオマケ上映だが、オマケと侮るなかれ!この短編の為だけに3D鑑賞を選択する価値がある。2DやDVDやBDでは意味がない。例えそれが、3D対応のBDであってもだ。是非、劇場で3D鑑賞をオススメしたい。