『まずるか家の三が日その2』⬇︎の最後の方で書いた通り、毎年元旦の夜に楽しみに観ていたNHKによるウィーンフィルのニューイヤーコンサートは大地震の報道番組に置き換わり、已む無くまた来年の楽しみにしようと言ってましたが、6日の朝、朝刊のテレビ欄を見ていたカミさんが「あ、今日の14時からEテレで放送がある❣️」と叫んだので、まずるか家は一気に活気付きました✌️
さて、現地ウィーンではマチネ(日中のコンサート)で開催されるのを毎年は日本ではその生中継を夜間(19時頃)に視聴することになるのですが、今回はこちらでもマチネで観れるのでした^_^
(それ自体が特に感動的なものではないが👅)
元旦の生中継を6日に観るとは奇妙ですが、これはNHKが放送を控えていただけで、再放送でもビデオ録画でもなく生中継放送を日付けをずらして視聴するわけです^_^
当日のNHK放送のゲストは、ウィーンフィルの楽団員でチェロ奏者(当日は非番)のへーゲンボルク直樹さんと作曲家、編曲家、指揮者、ピアニストである久石譲さんのお二人。
直樹さんは父がスウェーデン人、母が日本人ということですが楽団員には弟さんの他日系人も何人かいらっしゃるそうです^_^
中でもビオラの主席奏者の方は今後の楽団を支えてゆくであろう実力者なのだそうです。
そこでじっと画面を眺め、客席から見て指揮者の直ぐ右側のビオラの主席奏者を探すのですが、ビオラを演奏される天皇陛下の若い時のお顔に似ているかなと思えちゃいました^_^
さて視聴した感想を幾つか箇条書き^_^
①今年の大ホールの花飾りは
ピンクや赤を使っていますが、生花で大ホールを埋め尽くすこともなく、ま、地味👅
コロナ禍は去ったけど、ウクライナやパレスチナの惨状は続いてるしってことかしら?
②今回初めて登場した作曲家にブルックナーが居て、開演前の解説でも注目されている様だった。
重厚、長大(超が付く程)、厳格な印象を持つブルックナーの舞踏会用の曲には矢張り注目してしまいました。
しかし上記、重厚、長大、厳格とは真逆の可愛らしく優雅な曲想に新鮮な驚きが有りました
👉僕は僕ら或いはそれ以上の歳のオヤジ達のクラシックファンによくある様に重厚、超長大なブルックナーとマーラーの曲が大好き👅
女性でその二人が好きというのは僕の周りには誰も居ません(><)
③今年の指揮者のティーレマン、かなり前のテレビ放送でブルックナーを振ったのを観たことがあるけれど、その時の指揮ぶりや顔付きは若いなりにも何か尊大な印象が有り、好感を持てずにいましたが、ニューイヤーコンサートの定番となっている最後の曲『美しく青きドナウ』の演奏前のスピーチと楽団員と一緒の新年の挨拶、そして終演後のお決まりのアンコール『ラデツキー行進曲』では聴衆の手拍子のタイミングや手拍子の音の大小も聴衆の方に身体を向けて穏やかで優しい笑顔でリードしている様子(ここは毎年どんな指揮者でも心得て実行していることだけど)を観て、大分「尊大な指揮者」という僕の第一印象は吹き飛んでしまいました
中継では来年の指揮者の案内がありましたが、以前僕が記事にした⬇︎リッカルド・ムーティが再び登場をするらしいです。ウィーンフィル、楽団員との相性はとても良さそうですね^_^
まさかの元旦の「令和6年能登半島地震」の影響で、ニューイヤーコンサートは来年の楽しみにしようと思ってましたが、NHKが放送日程を変えて放映してくれたのを鑑賞出来たのはとてもラッキーでした♪
星の小屋にて